MRデバイス「Magic Leap 2」ついに日本でもエンタープライズ向けに発売開始
先週もVR/ARに関する多くのニュースが報じられました。中でも注目すべきは、ついに日本でもMagic Leap 2が発売されたニュースでしょう。
MRデバイス「Magic Leap 2」ついに日本で発売、本日からエンタープライズ向けに
Magic Leapは、次世代MRデバイス「Magic Leap 2」を日本で発売しました。8月10日からTD SYNNEXを通じて販売され、価格はオープンプライスです。
Magic Leap 2は、前モデルのMagic Leapから大幅に進化しており、視野角が広がり、軽量化されました。特にビジネス用途に焦点を当て、リモートワークやコラボレーションの支援を強化しています。
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MRデバイス「Magic Leap 2」ついに日本で発売、本日からエンタープライズ向けに
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MetaがソーシャルVR「Horizon Worlds」復活に向け、自社でゲームスタジオ設立
Metaが7月29日に発表した新作シューティングゲーム「Super Rumble」は、同社のソーシャルVR「Horizon Worlds」の人気復活とモバイル対応に向けた「広範なリブートの一環」だとしています。また、本作の開発を担った社内スタジオ「Oura Interactive」の存在も明らかになりました。
Metaは400万ダウンロードを突破した人気VRゲーム「Beat Saber」を手がけたBeat Gamesや、VR版「バイオハザード4」を開発したArmature Studioなど、複数のゲームスタジオを買収済み。「Oculus Studios」ブランドのもとゲーム開発を進めていました。今回、Metaは「Horizon Worlds」の改善を図り、新たなゲームスタジオを立ち上げたものと予想されます。
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MetaがソーシャルVR「Horizon Worlds」復活に向け、自社でゲームスタジオ設立
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ARで火災時の避難体験、理経が東京海上ディーアールと共同開発
株式会社理経は、東京海上ディーアール株式会社と共同で、屋内火災における煙のリスクを体験できる「煙避難体験AR」を開発しました。場所や装置の準備が不要で、効果的かつコスト削減につながるとされています。
防災・減災のための避難訓練においては、リアリティのある活動の準備に多くの労力がかかる問題があります。この課題を解決するために、ARコンテンツが開発されました。このコンテンツはスマホやタブレットで「リアルな煙の視覚的効果」を再現し、煙の色や濃さをカスタマイズできます。
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ARで火災時の避難体験、理経が東京海上ディーアールと共同開発
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ピクサーやAdobe、Appleらが3Dシーン規格「OpenUSD」策定へ
リナックス財団は、3Dシーンの技術規格「OpenUSD」の仕様書を共同作成すると発表しました。現仕様を開発したピクサーのほか、Adobe、Apple、Autodesk、NVIDIAが参加を表明しています。これらの関係各社が、新たな団体OpenUSD連盟(Alliance for OpenUSD、AOUSD)を結成することも公表されました。
Universal Scene Description(USD)を利用したワークフローでは、複数のアーティストが共通のアセットやシーンで同時に作業できるようになるほか、個別のレイヤーに与えた影響を競合させずに、すべてのレイヤーを都度修正せずとも、効率的な管理が行えます。対象となる開発ツールはMaya、Houdini、Autodesk 3ds Max、Adobe Substance 3D Designerなどが想定されています。
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ピクサーやAdobe、Appleらが3Dシーン規格「OpenUSD」策定へ
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