グレープシティ、Windowsフォームの開発手法のまま、HTML5対応Webアプリを開発するフレームワークを発売
グレープシティは5月15日、Visual StudioでWindowsフォームアプリケーションを開発するのとまったく同じ手法でHTML5対応のWebアプリを開発できるフレームワーク「Visual WebGui Pro Studio Web&Mobile 7.0J(ビジュアル ウェブグイ)」を2013年6月26日(水)に発売することを発表した。1開発ライセンス価格は147,000円、開発したアプリケーションを運用する配布ライセンスは157,500円から(運用形態およびサーバー環境により異なる。税込み価格)。
Visual WebGuiは、イスラエルのGizmox社が配達した、社内のPCからでも外出先のモバイル端末でも快適な閲覧が可能なWebアプリケーションを開発できるフレームワーク。HTMLやCSS、JavaScriptについて学習する必要がなく、これまでの.NET Frameworkベースの開発手法でHTML5対応のリッチなインターネット/イントラネットシステムを開発できる。
開発ツールはマイクロソフト社のIDEであるVisual Studioのプラグインとして統合されており、Windowsフォームの標準コントロールとAPIレベルでほぼ同じ構造を持つデータグリッドやチャート、ボタンなどのUIコントロールを収録している。画面UI設計はコントロールをフォーム上に配置しプロパティ設定で行い、処理はオブジェクトのイベントハンドラにVBあるいはC#で記述する。HTML、CSS、JavaScriptの記述は一切必要ない。また、実行時はサーバー上でASP.NETとして動作するためサーバーサイドに.NET Framework以外のフレームワークは不要。また、HTMLの更新はクライアントサイドですべて行うためASP.NET Webフォームのようなポストバックも発生せずFlashやSilverlightのようなプラグインも不要となる。
その他のニュース
- 2024/12/14 AWS、「Data Exports for FOCUS 1.0」の一般提供を開始
- 2024/12/13 Linuxディストリビューション「OpenMandriva Lx 24.12 "ROME"」リリース
- 2024/12/11 オープンソースのエミュレーター「QEMU 9.2」リリース
- 2024/12/10 systemdの代替を目指すサービスマネージャ「GNU Shepherd 1.0」リリース
- 2024/12/9 軽量なLinuxディストリビューション「manjaro 24.2」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- ASP.NET Web開発のトレンド
- Webプラットフォームの全体像を知る
- Microsoft、「Visual Studio 2015 Update 3」「.NET Core 1.0」をリリース、LinuxやMac OS Xにおいても.NET Frameworkを利用した開発が可能に
- ASP.NET Web Formの魅力
- なぜMS系でクリエイティブか?
- Silverlight 4の概要と、開発環境の構築
- オープンソース化だけじゃない、開発者のスタイルもマルチプラットフォームになる次世代の.NETとVisual Studio
- マイクロソフト、.NETサーバースタックをオープンソースとクロスプラットフォームに対応
- デザイン作業に役立つ!本格的なオープンソースツール6選
- Silverlightで作る動画プレーヤー