ブロードバンドタワー、クラウド環境向けのセキュリティサービス群を発表
ブロードバンドタワーは2月28日、多様なクラウド環境に柔軟に追加できるセキュリティサービス群を「BBTowerクラウドセキュリティサービス」と呼称し、3月より月額課金モデルにて順次提供を開始すると発表した。
ブロードバンドタワーでは、実際に各種クラウドサービスを利用しサービスを展開しているユーザーの声を受け、クラウドサービスにて利用可能な様々なセキュリティサービスについて評価・検証を実施。その結果、推奨するサービス群を自社のオリジナルサービスとともに「BBTowerクラウドセキュリティサービス」と呼称し、自社のクラウドサービスである「c9(シーナイン)」やGrowServerをはじめ、コロケーションサービスの利用者やパートナー、並びに各種クラウドをご利用のユーザー向けに、月単位で利用できるサービスとして広く提供することとした。
「BBTowerクラウドセキュリティサービス」のラインナップは以下の通り。
○セルフ脆弱性診断 提供元:ブロードバンドタワー
オープンソースの脆弱性スキャナ「OpenVAS」を利用したWEBサービスの脆弱性診断サービス。WebUIに「Greenbone Security Assistant」(Greenbone Networks社)を採用。あらかじめ登録されたサーバに対し、いつでも、簡単に診断を実行し、レポートを出力可能。セキュリティ対策の検討方針に役立てることができる。
○ウイルス・スパイウェア対策ソリューション「F-Secure」 提供元:エフセキュア
ウイルス、スパイウェア対策、ファイアウォール、ルートキット検出、スパム制御など、高いレベルのオンライン セキュリティを利用可能。サーバ並びにエンドポイント環境にエージェントを配布。定義ファイル適用状況や一括更新、各種レポーティング等、WebUIより実行可能。
○LinuxOSパッチ適用支援サービス 提供元:ブロードバンドタワー
Linux(RHEL/CentOS)システム向けエージェント型パッチ適用ツール。WebUIを使用し、自動または手動でのOSパッチ適用が可能。また、特徴としてパッチ適用前の状態へ戻すUNDO機能やパッチ適用除外(パッケージ個別)設定など 細かな設定も可能。本サービスはクワンティの技術支援をもとにサービスを提供する。
○IPS(不正侵入防止システム)「攻撃遮断くん」 提供元:アミティエ
エージェント型IPSツールで、ブルートフォースアタックやDDos攻撃をはじめ、SQLインジェクションやクロスサイトクリプティングにも対応、様々な不正侵入を検知/自動遮断しメールにて通知する。また、コンサルタントのコメント付き月次レポートも標準で提供する。
その他にも、WAF、WEB改ざん検知サービスも取り扱っている。
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