ターボリナックス、インターネットサーバー構築・管理ソフトウェアの新製品を発表

2014年3月5日(水)

ターボリナックスは2月25日、インターネットサーバー構築・管理ソフトウェアの新製品「Turbolinux Appliance Server 4.0(ターボリナックス・アプライアンス・サーバー、以下 TLAS4)」を発表、3月中旬より販売を開始すると発表した。TLAS4は、「Turbolinux Appliance Server 3.0」の後継製品で、Sun Cobalt互換のオープンソース管理ツール「BlueQuartz」をベースとし、WebやMail、DNSなどインターネット系サーバーの各種設定・管理をWebブラウザのGUIから一元管理できるソリューション。予定価格は118,000円(税込123,900円)。

新バージョンでは、TLAS製品からベースのOS部分を切り離し、Redhat Enterprise Linux Server(以下RHEL) や CentOS 上で利用が可能になる。BlueQuartzベースで直感的な操作性に定評のあるTLAS3のGUIを踏襲。これらの汎用的なOS環境においても、TLAS3やSun Cobaltと等しい操作性で各種インターネット系サーバーをスピーディに導入、旧バージョンのユーザーにとってもストレスなく、安心且つ容易な管理・運用を実現する。

TLAS4の特長は以下の通り。

・Linux OS部分を分離してRHEL、CentOS Linux上で動作可能。スピード導入と安心かつ容易な管理・運用を実現する独自の機能を搭載

RHELやCent OSといった稼働実績の豊富な汎用LinuxサーバーOS上でスクリプトを実行するだけの容易な操作で、TLAS4環境の構築が可能。セキュリティーパッチなどのアップデートやアプリケーションの管理を容易にするパッケージ管理ツール「ソフトウェア更新」、 システムを常時監視する「アクティブモニタ」など、スピード導入と安心かつ容易な管理・運用を実現する数々の機能を標準で搭載している。

・直感的なWeb管理ツールでサーバーを構築から運用までシームレスに簡単操作

直感的な操作が可能なWeb管理ツールにより、サーバーのユーザー管理やメールの設定、セキュリティアップデートなどプラットフォームの専門知識 を持たなくても手軽に一括でサーバー構築・運用を行うことができる。多数のサーバーを管理する企業、データーセンターやホスティング業者のほか、専任のシステム管理者をもたないSMB市場に最適なソリューション。

・Sun Cobaltからの移行の容易性

TLAS4は、Sun Cobaltユーザーにとって利用し慣れた一貫性のある操作性を提供し移行後のOS環境の違いをユーザーに意識させずストレスのないスムーズな運用を実現する。また、SunCobalt RaQ等旧バージョンからTLAS4へ仮想サイトのマイグレーションツールTurbolinux Appliance Server 4.0移行ツールをプラグインとして提供し、短期間に容易に移行ができるよう支援する。

・長期にわたる利用に向けたサポートポリシー

オープンソースの特長である迅速な機能強化やセキュリティ対応を反映しアップデートなど適時メンテナンスを行う。インストールに関するサポートが標準で付属しており、アップデートは販売開始より5年間無償で提供する。


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