クラウディアン、ビッグデータをスマートデータとして活用できる「CLOUDIAN HyperStore 5.1」をリリース
クラウディアンは2月12日、CLOUDIAN HyperStoreソフトウェアの5.1版(以下、HyperStore 5.1)のリリースを発表した。
HyperStore 5.1は、Apache Hadoopと完全連携する、Amazon S3 API準拠で、プラグアンドプレイのハイブリッドクラウドを実現するソフトウェアソリューション。CLOUDIAN HyperStoreソフトウェア又はアプライアンス上においてHadoop分析を実行できることで、ビッグデータを「スマートデータ」として活用できる。ユーザーはHadoop分析のために他のシステムにデータ転送する必要がなく、迅速に、効率的に、かつ経済的に有意なビジネスインテリジェンスを得ることができる。
また、クラウディアンは、Hortonworks Technology Partner Programに参加し、検証の結果、Hortonworksからの公式認定を得ている。認定取得により、CLOUDIAN HyperStoreのユーザーは、唯一の100%オープンソースのHadoop用データ管理基盤であるHortonworks Data Platform (HDP)を利用できるようになった。HDPは、現在入手できる最も安定的で信頼性の高いHadoopディストリビューションであり、クラウディアンが提供するエンタープライズグレードのハイブリッドクラウドソリューションの活用範囲をさらに大きく広げる。
なお、Hadoop完全連携と100%S3互換に加え、HyperStore 5.1では、企業が求める要件や業務に対応する機能や拡張が追加されている。
HyperStore5.1は、既存のCLOUDIAN HyperStoreのユーザーは無償でアップグレードできる。新規のユーザーは、クラウディアンのパートナーから購入することができる。
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