コンパイラ基盤「LLVM 3.8」リリース
2016年3月10日(木)
LLVM Developer Groupは3月8日(現地時間)、「LLVM Compiler Infrastructure(LLVM) 3.8」をリリースした。
LLVM(Low Level Virtual Machine)は、コンパイル時、リンク時、実行時など、さまざまな時点でプログラムを最適化するよう設計された、さまざまなプログラミング言語を網羅しているコンパイラ基盤。仮想マシンをターゲットとした中間言語を生成し、その仮想マシンに向けたコードを特定のコンピュータに最適なコードに変換する。この作業は言語・アーキテクチャの双方から独立しているため、様々な言語およびアーキテクチャに対応できる仕組みになっている。
「LLVM 3.8」では、ARMサポートが大幅に強化したほか、OpenCL 2.0のサポートも強化された。その他いくつかの機能が強化・追加されている。一方、Windows XP/Vistaのサポートは削除された。
「LLVM 3.8」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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リリースノート
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