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分散KVS「okuyama」の活用ノウハウ

2011年2月24日(木)
岩瀬 高博

3. 実際にシステムに「okuyama」を適用して筆者が感じていること

さて、ここまで実際に筆者が構築した2ケースをご紹介させていただきました。

2ケースともに言えることですが、「okuyama」だけではなく、WebAPIサーバーや、LVSといった各種ソフトウエアを組み合わせてシステムを構築しています。筆者がここから感じたのは、いかに他の技術的要素と調和させることが重要かということでした。「okuyama」はストレージシステムの基盤や、キャッシュといったシステムを構成する重要な要素を担うことが多いと感じています。そのため「okuyama」のクラスター自体のリソース状況や、各システムへの応答状況の管理は非常に重要だと感じました。そのため今後はリソース監視系のシステム(特に既に導入されている可能性が高いOSS製品など)との連携などは特に重要だと考えています。

また今回のケースでは「okuyama」のTagや、JavaScriptといった特殊な機能を利用した事例はご紹介できませんでした。こういった機能に関してもノウハウがたまり次第、勉強会やブログなどで公開させていただきます。

4. 最後に

全4回に亘ってNOSQLの簡単な概要説明から「okuyama」のご紹介までをさせていただきました。いかがだったでしょうか?

筆者自身、「okuyama」を通じてまだまだ勉強している部分が多く、今後も継続的にリリースを行う予定です。もし本連載で「okuyama」に興味をお持ちいただけていれば幸いです。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

株式会社神戸デジタル・ラボ

2006年神戸デジタル・ラボに入社。企業内業務アプリケーション開発に従事。
2008年末から大規模ECサイトのアプリケーション、インフラ周りの運用に従事。
2009年末に分散Key-Value Store”okuyama”をオープンソースとして公開。
2010年から各都道府県で開催されるオープンソースカンファレンスへの出展やセミナー登壇、「NOSQL afternoon in Japan」や、「JavaCloud Meeting Kansai」での登壇といった”okuyama”の普及活動の傍ら、”okuyama”を使ったアプリケーション開発などに従事し、現在に至る。

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