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ローカル環境にある画像を表示させよう

2014年7月4日(金)
薬師寺 国安

プログラムコード(MainPage.xaml.vb)

まず、名前空間を読み込みます(リスト6)。

リスト6 名前空間の読み込み

先のサンプル参照。

Imports Windows.Storage.Pickers
Imports Windows.Storage

ImageInfoクラスを定義する(リスト7)

リスト7 ImageInfoクラスの定義

BitmapSourceクラス型の「画像名」プロパティを定義しておく。

Public Class ImageInfo
    Public Property 画像名 As BitmapSource
End Class
Public NotInheritable Class MainPage
    Inherits Page

次にメンバー変数を宣言する(リスト8)

リスト8 メンバー変数の宣言

フォルダーとその内容を操作し、その情報を提供するクラスである、StorageFolderクラスのメンバー変数myFolderを宣言する。

    Private myFolder As StorageFolder

要素の厳密に型指定された読み取り専用のコレクションを表すmyFileCollectionsメンバー変数を宣言する。

    Private myFileCollections As IReadOnlyCollection(Of IStorageFile)

次に、フォルダーイコンがタップされた時の処理です(リスト9)。

リスト9 フォルダーイコンがタップされた時の処理

GirdiView1を空にしておく。FolderPickerクラスの新しいインスタンスmyFolderPickerオブジェクトを作成する。FolderPickerクラスは、ユーザーがフォルダーを開いて選択できるようにするUI要素を提供するクラスだ。フォルダーを開く最初の場所を設定するSuggestedStartLocationプロパティに、ピクチャライブラリーを指定しておく。開くファイルタイプを指定するFileTypeFilter.Addで「.jpg」と「.png」を指定しておく。ファイルを指定する場合は、FileTyleFilter.Add(".png")と指定する。"*.png"ではないので注意してほしい。PickSingleFolderAsynメソッドで、ユーザーがフォルダーを選択できるようにするfolderPickerオブジェクトを表示する。GetFilesAsyncメソッドで指定したフォルダー内のファイルを取得して、コレクションメンバー変数myFileCollectionsに格納しておく。変数myFolderがフォルダーを参照している場合は、ProgressRingの活動を開始する。ImageInfoクラス型の新しいリストであるmyImageInfoオブジェクトを作成する。ファイルを格納しているコレクション変数内のファイルを変数resultに格納しながら、以下の処理を繰り返す。新しいBitmapImageクラスのインスタンスmyBmpオブジェクトに、SetSourceメソッドで「Await result.OpenReadAsync」と指定する。そして、ファイルの内容を読み込むために、現在のファイルをランダムアクセスストリームで開く。ImageInfoクラスの「画像名」プロパティにmyBmpオブジェクトを指定して、AddメソッドでmyImageInfoオブジェクトに追加する。GridView1のItemsSourceプロパティにmyImageInfoオブジェクトを指定する。これで、画像の一覧が表示される。ProgressRingの動作を停止する。

    Private Async Sub openFolderButton_Click(sender As Object, e As RoutedEventArgs) Handles openFolderButton.Click
        GridView1.ItemsSource = Nothing
        Dim myFolderPicker = New FolderPicker
        myFolderPicker.SuggestedStartLocation = PickerLocationId.PicturesLibrary
        myFolderPicker.FileTypeFilter.Add(".jpg")
        myFolderPicker.FileTypeFilter.Add(".png")
        myFolder = Await myFolderPicker.PickSingleFolderAsync
        myFileCollections = Await myFolder.GetFilesAsync
        If myFolder Is Nothing = False Then
            ProgressRing1.IsActive = True
            ProgressRing1.IsEnabled = True
            Dim myImageInfo As New List(Of ImageInfo)
            For Each result In myFileCollections
                Dim myBmp As New BitmapImage
                myBmp.SetSource(Await result.OpenReadAsync)
                myImageInfo.Add(New ImageInfo With {.画像名 = myBmp})
            Next
            GridView1.ItemsSource = myImageInfo
            ProgressRing1.IsActive = False
            ProgressRing1.IsEnabled = False
        Else
            ProgressRing1.IsActive = False
            ProgressRing1.IsEnabled = False
            Exit Sub
        End If
    End Sub
End Class

実行すると、図5のようになります。

任意のフォルダーの画像一覧を表示した
図5 任意のフォルダーの画像一覧を表示した

今回で10回にわたったWindows アプリの初級編は終了です。いかがだったでしょうか? コード自体もそんなに長く複雑ではないので、理解できたのではないかと思います。今回の連載で、Windows アプリ作成の一連の流れが理解できれば、それで成功だと思います。あとは、自分のアイデア次第で、独創的なWindows アプリを作って申請し、世界に公開していただきたいです。

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    『Windows ストア アプリ 100行プログラミング』 第10回のサンプルプログラムです。
薬師寺国安事務所

薬師寺国安事務所代表。Visual Basic プログラミングと、マイクロソフト系の技術をテーマとした、書籍や記事の執筆を行う。
1950年生まれ。事務系のサラリーマンだった40歳から趣味でプログラミングを始め、1996年より独学でActiveXに取り組む。1997年に薬師寺聖とコラボレーション・ユニット PROJECT KySS を結成。2003年よりフリーになり、PROJECT KySS の活動に本格的に参加、.NETやRIAに関する書籍や記事を多数執筆する傍ら、受託案件のプログラミングも手掛ける。Windows Phoneアプリ開発を経て、現在はWindows ストア アプリを多数公開中

Microsoft MVP for Development Platforms - Client App Dev (Oct 2003-Sep 2012)。Microsoft MVP for Development Platforms - Windows Phone Development(Oct 2012-Sep 2013)。Microsoft MVP for Development Platforms - Client Development(Oct 2013-Sep 2014)。Microsoft MVP for Development Platforms-Windows Platform Development (Oct 2014-Sep 2015)。

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