結果発表!栄冠はどのOSに?
第1位はやっぱり!これ!
そして見事この激戦を制したのが「CentOS」だッ!理由はずばり!「何といってもフリー」という声が圧倒的。もちろんそれだけではなく「RHEL互換」がセットになっている。実際CentOSに投じたほとんどの人が「無料」と「RHEL準拠」を理由にあげており、大変わかりやすい結果となった。
もちろん、「メンテナンス性」「安定性」「情報が豊富」といった実運用面も評価されている。こういう点がエンタープライズ向けサーバOSとして評価されるゆえんであろう。
「EDAツール業界ではRHELを基本的にサポートしているが、何台もサポート料を払っていられない。だからクローンであるCentOSを多用している」「Xenなどの仮想化は、意識して作成されている。小規模企業用として」という声もあるように、サポートが必要な企業はサポートを有するRHEL、中小企業はCentOS、あるいはRHELとの併用という傾向がますます進んでいきそうだ。
図3が今回の投票結果をグラフ化したものだ。あなたの一押しOSはどの位置にあるだろうか?
今後Think ITで読みたいOSは?
そして「読みたいサーバOSの記事」としてあげられたもののうち、圧倒的に多かったのもやはり「CentOS」だった。特にリリースされたばかりのCentOS5.2に注目が集まっている。また、「RedHatとCentOSの機能比較記事」という意見もあった。
また「Asianux」「FreeBSD」「Solaris」「Mac OS X Server」「Ubuntu」「Debian」も多くあげられた。今後の企画の中にぜひ取り込んでいきたいものばかりだ。
さて今回の特別企画、読者が決めるOS-1グランプリは、いかがであっただろうか。この結果に「やっぱりな」と思われた方も「意外!」と思われた方も、楽しんでいただけただろうか。
なお、この企画は読者の協力があって初めて実現したものだ。投票してくださった方、ご意見を寄せていただいた方、また特集を楽しんでくれた方、すべての読者にあらためて感謝の意を表したい。ありがとうございます。
7月1日からは特集「データベース夏の陣」が開始する。こちらもぜひご期待いただきたい。