JSONPとFREDDY
2008年8月11日(月)
FREDDYのデータを分割する
繰り返しになるが、FREDDYデータはイベントの境目で分割しても、そのデータの破片は正当なJavaScriptのコードである。ただし、ただ分割しただけでは、イベントの順序が保障できない。そこで以下のように各破片(Pageと呼ぶ)の先頭に、次のPageのリファレンスを書いておく。リファレンスもイベントと同じく、関数コールとして表される。
np(Page ID , URL);
各Pageには0から始まる昇順の整数値(ID)が割り当てられており、Page IDには次のページのIDを指定する。また、URLは次のPageのJavaScriptファイルを指すURLを指定する。ただし、WebアプリケーションなどでFREDDYを利用する場合、1つのURLに対して、クエリ・ストリングとしてPage IDを渡すような構成になるだろう。このような場合、URLは最初のPageのURLから類推が可能であるので、Page IDのみを与えれば良い。
このデータ分割の実例を図3に示す。データ分割、および分割されたデータのWebブラウザによる読み込みは、筆者らが提供する実装系によって支援される。このFREDDYの実装系に関しては、次回詳しく解説する。
さて、最後にデータの圧縮に関して説明しよう。
FREDDYのデータを圧縮する
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