「人の眼レベルの超高解像度VR」を目指すVarjoが7億円超の資金を調達
今週は超高解像度のVRを目指すVarjo社の資金調達や、Oculus社のVRヘッドセット向け曲面ディスプレイ特許申請など、ハードウェアに関するニュースが多く報じられました。
VRハードウェアが普及するために必要な技術的障壁は数多く存在しています。上述のVarjoが目指す「超高解像度のVR」、Oculusが特許技術により実現するであろう「視野角の拡大」、いずれも実現すれば大きな一歩です。このような技術的前進を目指す人々の奮闘が垣間見える週となりました。
「人の眼レベルの超高解像度VR」を目指すVarjoが7億円超の資金を調達
人間の眼と同程度の超高解像度VRを研究しているフィンランドのVRスタートアップ、Varjo Technologiesは、Tekes(フィンランド技術庁)から670万ドル(日本円約7.5億円)の資金調達を行いました。
Varjoは新たな開発パートナーとして、20世紀フォックス、エアバス、アウディ、BMW、テクニカラーなどを挙げており、2018年第1四半期にプロトタイプのベータ版をパートナーに向けて出荷するとしています。
このような超高解像度VR技術の実現により、さらなる高品質のVR体験の実現が期待されます。
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“人の眼レベルの超高解像度VR”目指す Varjoが7億円超の資金調達
http://www.moguravr.com/varjo-vr-2/
ASUS、Android向け360度カメラを12月に発売 価格は約1万4千円
ASUS JAPANは、Android向け360度カメラ「ASUS 360° Camera」を発表しました。Androidのスマートフォンに直接接続することでカメラが自動認識し、手軽に360度静止画・動画の撮影が行えます。発売は2017年12月中旬以降を予定しており、価格は1万3,800円(税別)です。
撮影データはスマートフォンに保存されるため、別途ケーブルの接続やデータの送信などの手間がかかりません。また、カメラ本体にバッテリーを搭載せず、接続したスマートフォンの電力で動作します。そのため充電の必要はなく、また本体のサイズも直径約41mm、軽さ約35gとコンパクトにまとめることに成功しています。
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ASUS、Android向け360度カメラを12月発売 価格は約1万4千円
http://www.moguravr.com/asus-360-camera/
ビデオ通話の次は? ARを用いて現実にアバターを出現させたコミュニケーション
Object Theoryは、最大4人が遠隔地からリアルタイムで通話できるシステム「Prism」を提供しており、アバターを現実に表示して会話するシステムは、次世代の新しいコミュニケーションの到来を感じさせるものとなっています。
同社はアメリカのポートランドに本拠店を構えるスタートアップ企業です。マイクロソフトが提唱するコラボレーティングコンピューティングに注力しています。また、マイクロソフトのMixed Reality Partner Programに参加しているチームの1つでもあります。
「Prism」にはHoloLensを使ったアバターベースのテレプレゼンス機能がついており、最大4人まで参加できるユーザーはあたかもその場にいるように通話したり、卓上の3Dモデルを共有することが可能です。
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ビデオ通話の次は?ARを使い現実にアバター出現でコミュニケーション
http://www.moguravr.com/hololens-prism/
Oculus、VRヘッドセット向け曲面型ディスプレイを特許申請
Oculusは、VRヘッドセット用の新たな曲面ディスプレイに関する特許を出願しました。現在Oculusが開発中の一体型ヘッドセットに本技術が搭載されるかどうかは不明ですが、同社ではさらなる次世代ヘッドセットの存在も示唆しています。
今回同社が特許申請を行った曲面ディスプレイは、それ自体はハイエンドカメラや一部のテレビモニターなどで見られる一般的な技術です。ヘッドセットのディスプレイを湾曲させることで、現在はレンズやソフトウェア修正で補われている視野角をより広くするものと考えられます。
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Oculus、VRヘッドセット向け曲面型ディスプレイを特許申請
http://www.moguravr.com/oculus-vr-headset/
※本ニュース記事は「Mogura VR」から提供を受けて配信しています。
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