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VRで現実と同程度の解像度を実現する鍵「視線追跡技術」

2017年12月18日(月)
Mogura VR
本記事はVR専門メディア「Mogura VR」から提供されているもので、国内外のVR関連情報をいち早く、正しく、分かりやすくお伝えします。

今週は、VRの高解像度化に関するニュースが多く報じられました。週刊VRウォッチでは以前にも、超高解像度のVRを目指す企業のニュースをお伝えしました。しかし、VRの高解像度化にはディスプレイ以外にも問題があります。それが処理能力です。

ディスプレイ解像度が上がれば上がるほど、必要とされる処理能力も増大します。ですが、その莫大な処理能力を提供する安価なグラフィックチップの登場には、まだ時間がかかる見込みです。

グーグルは「視線追跡技術(アイトラッキング)」を用いて、その問題の解決を図りました。アイトラッキングを応用し、視線が向いているところだけ超高解像度でレンダリングし、他の視線が向いていないところは支障にならない程度に低い解像度でレンダリングすることで、処理の負荷を下げる技術です。

VR内での実在感を高める技術である視線追跡技術は、VRを高解像度化させるという部分にもその真価を発揮しています。

VRで現実と同程度の解像度を 鍵は「視線追跡技術」

グーグルは、現在ディスプレイメーカーと共同で20メガピクセルのVRディスプレイを開発しています。これは現在のおよそ10倍の解像度であり、VRで現実と同等のグラフィックを実現できる可能性があります。

現在市販されているVRヘッドセットのディスプレイは2メガピクセルほどであり、人間が実際に目で見る現実世界とは大きな差があるという課題があります。そのような中、グーグルのVR/AR部門のバイスプレジデントであるClay Bavor氏は、市販のVRディスプレイ10倍以上に当たる、20メガピクセルのVRディスプレイの研究プロジェクトを発表しています。この技術が実現すれば、現実世界とVR世界の視覚的な差が大きく縮まることが期待されます。

しかし、20メガピクセルのディスプレイには大きな問題があります。それは、1秒あたり50-100ギガビットという大量の情報を処理する必要があるため、処理が難しい点です。このため、現状では実用化にはほど遠い技術だと思われていました。

グーグルは視線追跡技術(アイトラッキング)を用いることで、この問題を解決しようとしています。

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VRで現実と同程度の解像度実現へ 鍵を握るのは視線追跡技術
http://www.moguravr.com/google-vr-display/

JDI、803ppiのVR用高精細液晶を開発 網目の見えない小型なVRを目指す

12月12日、ジャパンディスプレイ(JDI)はVRヘッドマウントディスプレイ(VRHMD)専用の高精細な液晶ディスプレイ「LTPS TFT-LCD」を発表しました。本ディスプレイは3.5インチの803ppi(picle per inch、1インチあたりの画素数)と、現在市場に出回っているVRヘッドセットで採用されているパネルの精細度を上回る高精細なディスプレイです。2018年度のメーカー納入を目指すとのことです。

このディスプレイはその高精細さのため、スクリーンドア効果を低減し、リアルな映像を映し出すことが可能となっています。

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JDI、803ppiのVR用高精細液晶を開発 網目がなく小型なVR目指す
http://www.moguravr.com/jdi-vr/

映画館での全身VR体験を手掛ける米スタートアップ企業、3000万ドルの調達を完了

映画館などで全身VR体験を手がける米スタートアップDreamscape Immersiveが、シリーズBで3,000万ドル(約34億円)を調達しました。同社は2018年から1年半の期間にアメリカ、イギリスに6箇所のVR施設をオープンさせる予定を打ち出しており、さらなる事業展開が期待されます。

Dreamscape Immersiveの手がけるVR体験は、他のVR体験施設と異なり、ストーリーに重点をおいた体験を行えるところが大きな特徴です。また多人数での同時体験が可能で、一度に2人〜6人までが参加できます。

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映画館での全身VR体験を仕掛ける米企業、3000万ドル調達完了
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コマツ、NVIDIAと協業 AI/VRなどを駆使して「建設の未来」を実現へ

2017年12月13日に東京で開催された「GTC Japan 2017」において、大手建設・鉱山機械メーカーであるコマツは、半導体メーカーであるNVIDIAとの協業を発表しました。将来的なビジョンとして「VRを使用し、1人のオペレーターが複数の建設機械を室内から遠隔操作し、今後予想される人員不足に対応していく」といった「建設の未来」を見据えたもので、今後の活用や展開が期待されます。

建設業界は重機の使用や高所での作業、連続での稼働などの問題が存在し、2016年には日本だけでも300人近い死者、15,000人を越える負傷者が出ています。また、業界全体の高齢化や熟練者の減少による労働力不足が発生するなど、深刻な状況です。

これらの課題を解決、現場を改善するために、AIやVR/ARなどの活用に注目が集まっています。

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コマツがNVIDIAと協業 AI/VRなど駆使「建設の未来」実現へ
http://www.moguravr.com/komatsu-vr/

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