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連載 [第90回] :
  週刊VRウォッチ

2つの「Leap」が着々と進める、ARヘッドセットの開発・展開

2018年6月25日(月)
Mogura VR
本記事はVR専門メディア「Mogura VR」から提供されているもので、国内外のVR関連情報をいち早く、正しく、分かりやすくお伝えします。

今週はARデバイス関連、とりわけ2つの「Leap」に関する報道が多くなされました。今年4月にARヘッドセットのプロトタイプ「North Star」を発表したLeap Motion社と、巨額の調達を繰り返す謎のAR企業として知られていたMagic Leap社です。

Leap Motion社は手と指をトラッキングするセンサー「Leap Motion」を開発・販売しており、直近ではVRヘッドセット「North Star」のプロトタイプをGitHub上で公開しています。「最高レベルの視野角、リフレッシュレート、解像度を誇る」を謳っており、今回アップロードされたデモ動画では現実さながらの精度で、ARを使って卓球をプレイしている様子が映されています。

一方のMagic Leapは米連邦通信委員会向けの試験文書を提出しており、これはMagic Leapのデバイス「Magic Leap One」のリリースに向けられた準備が着実に進められていることを示しています。

これら2つの「Leap」は、そのデバイスや思想は異なりますが、どちらもAR市場の盛り上がりに一役買うことは間違いないでしょう。今後の展開も注視していきたいところです。

現実さながらのAR卓球 Leap Motionが新型デバイスのデモ動画公開

今年4月に新型ARヘッドセットのプロトタイプ「North Star」を電撃発表した米国のLeap Motion社。同社からこのARヘッドセット「North Star」を使い、ARで卓球をプレイするデモ動画が公開されました。Leap Motion社の持つトラッキング技術とARを組み合わせ、まるで本物のように見えるバーチャルな卓球が実現しています。

今回公開されたデモ動画では、Leap Motionのトラッキング技術を活用したARデバイスの性能が明らかにされています。ARヘッドセットを装着したプレイヤーは、AIを対戦相手に卓球をプレイしています。

卓球台とプレイヤーの持つラケットは本物ですが、卓球台の上を飛び交うボールと対戦相手のラケットはバーチャルなものです。プレイヤーの動きに対して、まるで本物のボールや対戦相手が存在するかのように、自然にゲームが進められています。

本ニュースの詳細はこちら:
現実さながらのAR卓球 Leap Motionが新型デバイスのデモ動画公開
https://www.moguravr.com/leap-motion-north-star-demo/

電通、VRで新しいスポーツ観戦体験 離れた友人と一緒に観戦も

株式会社電通は、VRを利用した新しいスポーツ観戦体験のためのプロトタイプ「Fanglass(ファングラス)」を開発しました。スマートフォンとVRゴーグルを用いて、友人などと様々なアングルからスポーツを楽しむことができます。

また「ソーシャルVR機能」では、離れたところにいる友達がVRの中にアバターとして現れます。一緒に好きなチームを応援したり、次の展開を予想したりすることが可能になるなど、その場を共有する感覚で観戦が楽しめるとのことです。

本ニュースの詳細はこちら:
電通、VRで新しいスポーツ観戦体験 離れた友人と一緒に観戦も
https://www.moguravr.com/dentsu-fanglass-vr/

Facebook、動画から人の3D身体表面モデル生成するシステムを公開

Facebookの開発者チームは、画像処理システム「DensePose」をGitHubで公開しました。2Dの動画から人体の姿勢などを読み取り、3D身体表面モデルを生成するシステムです。

これまで2Dの画像から立体的な人の体のイメージを得るには、マニュアルで変換を行う必要がありました。単純化すると、対象となる人を回転させてその表面のデータを取得しなければなりません。しかしこれはとても非効率的です。これに対してFacebookの「DensePose」は、2段階のステップで2D画像から立体的な動画を生成可能です。

本ニュースの詳細はこちら:
動画から人の3D身体表面モデル生成 フェイスブックがオープンソースで公開
https://www.moguravr.com/facebook-densepose/

Magic Leap、年内出荷に向け最終段階か

米国のMagic Leap社のデバイス「Magic Leap One」。このデバイスのコントローラーに関するFCC試験文書が、米連邦通信委員会(FCC)へ提出されました。2018年中のデバイス発売に向けて、また一歩前進したことがうかがえます。

Magic LeapはFCCに提出した文書について機密保持条項適用を申請しており、機密情報やマニュアル、製品内部の写真などは180日後まで公開されません。もしMagic Leapが、この180日後の機密保持期間終了を待ってからデバイスをリリースすると仮定すれば、製品リリースは最短で12月18日と推定されます。

これまでに発売された他社のデバイスの事例を見ても、FCC試験に関する文書提出は市場展開に至る最後の大きなステップです。つまりMagic Leap Oneも、年内のリリースに向けた準備が着実に進められていると言えるでしょう。

本ニュースの詳細はこちら:
Magic Leap、年内出荷に向け最終段階か
https://www.moguravr.com/magic-leap-one-motion-controller/

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