Bose、耳で聴くARグラスを米国で2019年1月発売

先週もVR/ARに関するニュースが多数報じられました。VR関連では、Facebookによる人の眼の解像度を実現するVRヘッドセットの特許取得や、VR専用に開発した液晶ディスプレイを搭載したVRヘッドセット「VRM-100」をPCショップのツクモが販売開始するなどが注目を集めました。

一方、AR関連では音響機器メーカーのBoseがサングラス型ARグラス「Frames」の予約を開始することが報じられました。目で見ることを主眼に置かれている他のARグラスとは違い、耳から入ってくる情報や経験を拡張することを主な目的にしており、ユーザーの日常生活や仕事を生産的にすることを目指しています。

Facebook、人の眼の解像度を実現するVRヘッドセットの特許取得

Facebookが新たなVRヘッドセットの特許を取得しました。新VRヘッドセットは、高解像度の小型ディスプレイと低解像度のディスプレイがそれぞれ搭載され、人の眼に近い解像度（retinal resolution）を実現します。

米国特許商標庁に提出された仕様書によると、新VRヘッドセットには、視線追跡を使用する「フォービエイテッド・レンダリング」が採用されています。画面をレンダリングする際、ユーザーの中心視野は高解像度で、そして視野の外側に行くに従って、低解像度で描画する手法です。2種類のディスプレイとレンダリング技術により、ユーザーの中心視野の部分に映る映像は常に高解像度となり、適切なアイトラッキング技術と組み合わせた場合、人間の視野とほぼ変わらない解像度が得られる、としています。

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Facebook、人の眼の解像度を実現するVRヘッドセットの特許取得
https://www.moguravr.com/facebook-retinal-resolution-vr/

ツクモ、ジャパンディスプレイのVRヘッドセット「VRM-100」開発者向け販売開始 価格は約5万円

ツクモ（TSUKUMO）ブランドでパソコンや周辺機器を販売する株式会社Project Whiteは、株式会社ジャパンディスプレイ（JDI）によるVRヘッドセット「VRM-100」の販売を開始しました。価格は49,800円（税別）。国内企業の開発者向け限定の販売となります。

「VRM-100」は、ジャパンディスプレイが開発したVR用液晶ディスプレイを搭載したVRヘッドセットです。615ppiのVR用液晶ディスプレイと、3DoFのジャイロセンサーを搭載しています。PC向けのハイエンドVRHMDには搭載されることの多い外部ヘッドトラッキングセンサー及びコントローラを省くことで、高画質なVR映像を視聴することに特化したものとなっています。。

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ツクモ、ジャパンディスプレイのVRヘッドセット「VRM-100」開発者向け販売開始 価格は約50,000円
https://www.moguravr.com/tsukumo-vrm-100/

「聴くARグラス」がBoseから　米国では2019年1月に199ドルで発売

音響機器メーカーBoseは、サングラス型ARグラス「Frames」シリーズの予約開始を告知しました。「Frames」は音のARを実現するデバイスです。価格は199ドル（約23,000円）で、発売日は2019年1月、日本への発送は受け付けていません。

「Frames」は、2018年3月のSXSW2018などで「Bose AR」という名称で出展されていたプロトタイプを商品化したものです。音楽再生機能や、通話機能も搭載されています。カメラは内蔵されていませんが、GPSを活用した位置情報機能と、モーションセンサーによるユーザーの進行方向の特定を実現しています。

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Bose、“聴くARグラス”を米国で2019年1月発売 価格は199ドル
https://www.moguravr.com/bose-ar-frames/

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