アップルのiOS 13にARデバイスと思われる名称が？

先週もVR/ARに関するニュースが多数報じられました。AR関連では、アップルの新型ARグラスに関するニュースが注目を集めました。ARグラスに関連すると思われる情報が、iOS 13の内部ビルドから発見されています。

一方VR関連では、フェイスブックによるVR用の新アバター技術が報じられました。機械学習とコンピュータービジョン技術によって動作し、複雑な人間の表情を捉えることを可能としています。

アップルの次期iOSにARデバイスと思われる名称 開発は進行中か

米メディアMacRumorsは、アップルのiOS 13内にARデバイスと推測される「Garta」という名称が含まれていると報じ、アップルの新型ARグラス開発が進行しているとの見方を示しました。

同メディアによると、「Garta」は2017年に存在が報じられたプロトタイプのARデバイス「T288」の機器であるとのこと。iOS 13に、ヘッドマウントモードのON/OFF機能がついた「STARTester｣という詳細不明のアプリも確認されたことから、アップルがARデバイス用の機能を、iPhoneでテストした可能性について指摘しています。2019年9月3日時点、「Garta」の詳細は判明していません。

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アップルの次期iOSにARデバイスと思われる名称 開発は進行中か
https://www.moguravr.com/apple-ar-glasses-2/

台湾軍、軍用ARヘルメット利用へ 2020年より実地実験へ

台湾のスタートアップJARVISHは、同国の国家中山科學研究院（NCSIST）に、ARを搭載した軍用ヘルメットシステムを納品すると発表しました。NCSISTは、台湾国防部（日本の防衛省に相当）の研究機関です。

JARVISHのAR戦闘用ヘルメットシステムには、ヘッドアップディスプレイ（HUD）やAIサポートする脅威検知や状況判断機能、4Kの暗視機能などが実装されています。通信面では長距離ブロードバンドアドホック通信機能が搭載され、軍用規格のバッテリーがこれらのシステムを稼働させます。

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台湾軍、軍用ARヘルメット利用へ 2020年より実地実験
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人の表情をほぼ再現 フェイスブックがVR用の新アバター技術をお披露目

フェイスブックのR＆D部門（AR/VR担当）Facebook Reality Labsは、同部門が開発を進めている「Hyper-realistic Virtual Avatars」のメソッドを公開しました。

「Hyper-realistic Virtual Avatars」は、同部門が以前より進めていた研究プロジェクト「Codec Avatars」を発展させたものです。VRヘッドセット内の3つのカメラにより、使用者の顔全体の動きを認識し、VRアバターを生成します。

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人の表情をほぼ再現 フェイスブックがVR用の新アバター技術をお披露目
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ガートナーのハイプ・サイクル2019年版を発表 VR/ARの動向に注目

米調査会社ガートナーは、今後5～10年で競争優位性の高い先進テクノロジーをトレンドにまとめた「先進テクノロジーのハイプ・サイクル：2019年」を発表しました。「ハイプ・サイクル」は毎年8月に公開されており、各技術分野の進歩を知る指標とされています。

VR/AR関連では、黎明期の技術として、世界の3Dマップ生成が予測される「ARクラウド」が挙げられているほか「オーグメンテッド・ヒューマン」の項目に「イマーシブ・ワークスペース」が登場しています。また幻滅期の技術に、ARの実現にも寄与する「3Dセンシング・カメラ」が入っています。

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ガートナーのハイプ・サイクル2019年版を発表 VR/ARの動向に注目
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