PS5は2020年末発売、触覚技術を搭載し没入感をさらなる高みへ

先週もVR/ARに関するニュースが多数報じられました。なかでも注目なのは、株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)による「プレイステーション5」(PS5)の発表でしょう。
PS5は新コントローラーへの「ハプティック技術」の搭載、およびL2・R2トリガーの抵抗力を開発者がコントロールできる「アダプティブトリガー」の導入が告知されています。
PS5については2019年4月、米メディアWIREDによる独占取材によって、現行PSVRへの対応が明言されていました。その他CPUやGPUの強化、オーディオの改良、SSDの採用などが明らかにされていますが、今回発表されたPS5へのハプティック技術やアダプティブトリガーの搭載により、さらに没入感のあるPSVR向けコンテンツの登場の可能性が生まれたと言えるでしょう。
「PS5」は2020年末に発売! 没入感を増す触覚技術搭載へ
SIEは「プレイステーション」シリーズ次世代機の正式名称を「プレイステーション5」(PS5)とする旨を発表し、発売時期は2020年の年末商戦期とすることを明かしました。
PS5に付属する新コントローラーには、より細かい振動を再現できるハプティック技術(触覚技術)を搭載。また、L2・R2トリガーの抵抗力をゲーム開発者が設定できるアダプティブトリガーが追加され、PS5のゴールのひとつである「没入感をさらなる高みへ導く」を実現します。
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“PS5”は2020年末に発売。没入感を増す触覚技術搭載へ
https://www.moguravr.com/playstation-5-announce/
マイクロソフトが「VR向けマット」の特許出願、触覚フィードバックなど備える
マイクロソフトは米国特許商標庁に、圧力センサーや触覚フィードバックなどを備えるVR向けゲームフロアマットを特許出願しました。
出願特許の正式名称は「バーチャル・リアリティ・フロアマット活動領域(The Virtual Reality Floor Mat Activity Region)」。同特許は光学センサー、専用のコンピューティングシステム、フロアマットで構成されています。ゲームフロアマットの具体的な使用方法は判明していませんが、Kinect等と併用する可能性が指摘されています。
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マイクロソフトが“VR向けマット”を特許出願、触覚フィードバックなど備える
https://www.moguravr.com/microsoft-vr-mat/
現実世界のコピーを作成 英企業がテンセントらから約11億円の資金調達
イギリスのIT企業SenSatは、中国の大手IT企業テンセントやベンチャー投資企業から、シリーズAで1,000万ドル(約11億円)の資金調達を実施しました。
SenSatは、AIを使用して現実世界のデジタルコピーを作成できるサービス「Mapp」を提供しています。同サービスは、現在30以上の国際インフラ企業が利用しています。デジタル化で遅れをとるインフラなど大規模プロジェクト現場で、作業時間の短縮、安全性向上やコスト削減などへの利用が期待されています。
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現実世界のコピーを作成 英企業がテンセントから約11億円の資金調達
https://www.moguravr.com/sensat-funding/
アップルのARグラス、新たな関連特許が明らかに
アップルが開発中と噂されるARグラスは、精密な3Dモデルを生成する高度なRGB深度センサー(RGB-Dセンサー)を採用する可能性があると推測されています。今回、米国特許商標庁が発表した特許から明らかになりました。
特許を発見したPatently Appleは「今回のAppleの特許は、既存のRGB-Dセンサーの技術をAR/MRデバイス向けに縮小・小型化するもの」であると指摘しています。
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アップルのARグラス、新たな関連特許が明らかに
https://www.moguravr.com/apple-ar-glass-patent/
※本ニュース記事は「Mogura VR」から提供を受けて配信しています。
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