先週もVR/ARに関するニュースが多数報じられました。AR/MR関連では、サムスン電子が新型MRヘッドセットと思われる特許を出願していたことが報じられました。確認された特許は2種類で、2018年にリリースされたMRヘッドセット「Odyssey+」の発展型と、昆虫の複眼のような形状のMRヘッドセットです。
一方VR関連では、モーションキャプチャーシステム「OptiTrack」のPrimeシリーズカメラの後継となる「PrimeXシリーズ」の国内販売が開始したニュースが報じられました。OptiTrackは、さまざまなモーションキャプチャソフト・ツールと連携でき、動画製作やナビゲーション、人体運動分析などに応用することができます。
サムスン、複数のMRヘッドセットを開発中か 特許出願が判明
韓国のサムスンが、中国の国家知識産権局(China National Intellectual Property Administration:CNIPA)に新型MRヘッドセットに関する2つの特許を出願しました。
特許は2種類あり、一つ目はMRヘッドセット「Odyssey+」の発展型で、ヘッドセット前部と前面に二基のカメラを搭載したスケルトンデザインのもの。そしてもう一方は、内部に四つの光学センサー(カメラ)を実装した昆虫の複眼を模したデバイスになっています。
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サムスン、複数のMRヘッドセットを開発中か 特許出願が判明
https://www.moguravr.com/samsung-mr-headset-patent/
マイクロソフト「HoloLens 2」の産業・軍事向けカスタマイズ版を発表
マイクロソフトは、MRデバイス「HoloLens 2」の産業・軍事用途向けカスタマイズ版を発表しました。測量機器のTrimble社と協力した「HoloLens 2 XR10」は、骨電動イヤホンや追加マイクなどを搭載した産業モデルです。ヘッドセット同士でのコミュニケーションがクリアに行われるとのこと。
米国陸軍専用モデルは、Integrated Visual Augmentation System(IVAS)に対応したデバイス。軍オリジナルのヘッドアップディスプレイに代わるものとり、戦地で重要な戦略情報を確認しながら行動することが目的です。
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マイクロソフト「HoloLens 2」、産業・軍事向けカスタマイズ版を発表
https://www.moguravr.com/hololens-2-industrial-military-customized-versions/
3Dモーキャプ「OptiTrack」カメラ新製品の国内販売が開始
「OptiTrack」の国内販売代理店であるアキュイティー株式会社は、OptiTrackのPrimeシリーズカメラの後継となる「PrimeXシリーズ」の国内販売を開始しました。「PrimeXシリーズ」は10bitセンサーを搭載し、カメラボディのフォルムが一新されています。
PrimeXシリーズのリリースに伴い、従来のPrimeシリーズは販売を終了しますが、PrimeXシリーズと併せて使用が可能であり、引き続きサポート対応されます。
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3Dモーキャプ「OptiTrack」カメラ新製品の国内販売が開始
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VRユーザーの素顔に迫る、HTCが2019年中国市場レポートを発行
台湾HTCは、2019年後半の中国VR市場レポート「2019 2H China VR Market Survey Results」を発表しました。レポートは全三章で構成され、中国のVRユーザーの素顔、VRユーザーの秘密、将来のVR市場への知見といった内容を扱っています。
本レポートではユーザー属性やゲームのプレイ状況、デバイス購買見込みといった未来のVR市場を予測する行動データがまとめられています。レポートによれば、今後購入・買い替え予定のユーザーは52%で、高機能デバイスに払える4,000元(約63,000円)以上を払える層が2017年7月の17%から62%へ増大しているとのことです。
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VRユーザーの素顔に迫る、HTCが2019年中国市場レポートを発行
https://www.moguravr.com/market-survey-results-2019-china/
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