存在感を示すOracle
存在感を示すOracle
大手ベンダーの中で目立っていたのはOracleの存在だろう。コーポレートカラーの赤と黒を配したブースでOracle CloudやGraalVMなどを訴求していた。
VMwareはTanzuをアピール
VMwareはTanzuなどの訴求の他にVMwareに買収されたHeptioのCTOであり、GoogleでKubernetesを作った7人の1人であるJoe Beda氏が書籍にサインをするというイベントを実施して参加者を集めていた。
覇を競う新興ベンダー各社
新興ベンダーではサービスメッシュのLinkerdの開発をリードするBuoyant、カオスエンジニアリングのGremlin、NGINXを使ったAPI GatewayのKong、コンテナセキュリティのAqua Security、同じくセキュリティのSysdig、APMのNew Relic、Open Policy Agentを開発するStyra、クラウドネイティブなプログラミング言語、Ballerinaを開発するWSO2などが参加者にアピールを行っていた。
他にも多くのベンチャーが出展しており、KubeConのエコシステムが拡大していることを感じることができた。
余白のないジョブボードが示すK8sの盛り上がり
また会場の一角では、セラピードッグと接触できるブースも設置されており、参加者がリラックスできるように配慮されていたこともメモしておきたい。テクニカルな情報を浴びるように受けた後は、犬と遊んでリラックスできるというのは良い配慮だ。
エンジニアを募集するジョブボードには多くの企業が書き込んでおり、余白がない状態だった。ここでもクラウドネイティブなシステムに対するビジネスの拡大を感じることができる。
日本企業ではDensoが東京とミュンヘンでのポジションを訴求していた。使われている写真が印象的だ。
最後に、今回のカンファレンスのスポンサーをすべて記したバナーを紹介したい。過去最大の規模というのをリアルに感じることのできる大きさとなった。2020年3月にアムステルダムで開催されるKubeCon EUも楽しみだ。
