大幅成長のVRヘッドセット市場、Metaのシェアは90％

先週もVR/ARに関する多くのニュースが報じられました。中でも注目すべきは、VRヘッドセット市場が前年比で241.6％と大幅に成長し、そのうちMetaのシェアが90％を占めるというニュースでしょう。

VRヘッドセット市場が大幅成長 Metaのシェアは90％

リサーチ会社IDCは、VRヘッドセット市場の現状と2022年以降の展望を発表しました。2022年第1四半期のVRヘッドセット出荷台数は、前年同期比で241.6％と大幅に伸長し、年間合計で1,390万台まで伸びるとIDCは予測します。出荷台数の9割をMetaが占めると見られています。今後はデバイス価格の上昇や、全体的なスペックの向上も見られるとしています。

またアップルの参入については、当初のターゲットは小規模なものになると推測。その上でMetaやSIEが獲得している市場の強固さに触れ、市場全体としては強い成長が続くという見方を示しました。

本ニュースの詳細はこちら：
VRヘッドセット市場が大幅成長 Metaのシェアは90%
https://www.moguravr.com/idc-vr-headset-market-big-growth/

メタバース事業のambrが電通グループ等から10.2億円調達、新たなプラットフォーム構築へ

メタバース事業を手がける株式会社ambrは総額10.2億円の資金調達を行いました。調達した資金を元に採用を強化、新たなメタバースプラットフォーム構築を目指します。

ambrは2018年設立の日本企業。メタバースプラットフォーム「xambr（クロスアンバー）」の開発やメタバース向けのクリエイティブスタジオ事業を提供しており、「TOKYO GAME SHOW VR 2021」等、著名なイベントやIPとのコラボレーション事例を有しています。

本ニュースの詳細はこちら：
メタバース事業のambrが電通グループ等から10.2億円調達、新たなプラットフォーム構築へ
https://www.moguravr.com/ambr-funding-2/

日本のメタバースプラットフォーム「cluster」が100万DL突破、アバター販売イベントやワールドクラフト機能が人気

日本のクラスター株式会社が運営するメタバースプラットフォーム「cluster」が100万ダウンロードを突破しました。「cluster」は、VRヘッドセットやPC、スマートフォン等からアクセスでき、バーチャルイベント会場やユーザー同士の交流の場として活用されています。

併せて「cluster」に関する数値指標が複数明らかにされました。これらを見ると、アバター展示即売会の参加者や販売総数、ユーザーが制作したバーチャル空間「ワールド」の制作が活発化していることがうかがえます。

本ニュースの詳細はこちら：
日本のメタバースプラットフォーム「cluster」が100万DL突破、アバター販売イベントやワールドクラフト機能が人気
https://www.moguravr.com/cluster-1-million-dl/

Epic Gamesのデジタルヒューマン作成ツール、実在の人物のスキャンに対応

Epic Gamesのデジタルヒューマン作成ツール「MetaHuman Creator」に、実際の人物のスキャン機能「Mesh to MetaHuman」が追加されました。顔のスキャン画像やスカルプトをインポートするだけで、リギングを含めたMetaHumanのベースが自動的に生成されます。

ただし生成されるのは顔のみで、全体的なパーツの位置関係を再現することがメインです。そのため毛髪や肌の質感、眼の細かい特徴などは、調節を行う必要があります。

本ニュースの詳細はこちら：
Epic Gamesのデジタルヒューマン作成ツール、実在の人物のスキャンに対応
https://www.moguravr.com/metahuman-creator-big-update/

※本ニュース記事は「Mogura VR」から提供を受けて配信しています。
転載元はこちらをご覧ください。