Apple、新たなAR/VRグループ「Vision Products」を設立
先週もVR/ARに関する多くのニュースが報じられました。中でも注目すべきは、Appleが新たなAR/VRグループ「Vision Products」を設立したニュースでしょう。
AppleがVision Pro開発部門を「Vision Products Group」に改名。機能横断のプロダクト開発を継続か?
Appleが、VR/ARデバイス「Vision Pro」の開発チーム名を「Vision Products Group」に改名したと、Bloombergが報じました。Appleは従来、機能別の組織体制を採用してきましたが、この部門名の変更はプロダクト中心のチーム体制の継続を示唆しています。
また、新部門名の「Products」が複数形であることから、「Vision Pro」以降の新製品開発を行う可能性があるとみられます。これにより、スタートアップのような体制で空間コンピューティングデバイスの開発を加速させると予測されています。
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AppleがVision Pro開発部門を「Vision Products Group」に改名。機能横断のプロダクト開発を継続か?
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UnityがvisionOS版ベータプログラム「PolySpatial」をリリース。「Vision Pro」向けコンテンツを試作可能に
Unity Technologiesが7月19日、「Vision Pro」向けベータプログラムを公開しました。このプログラムを利用すると、開発者はUnityを使って「Vision Pro」に最適化したゲームやアプリを自由に開発できるようになります。
開発者はAR Foundationなど「Unity」の『慣れ親しんだ』機能と感覚で「Vision Pro」向けのコンテンツを制作できるようになります。また、Unityの「PolySpatial」とAppleの「RealityKit」を組み合わせることで、「Unity」で作成されたコンテンツは「visionOS」標準の見た目となり、「Vision Pro」装着中の視覚空間へも配置できます。
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UnityがvisionOS版ベータプログラム「PolySpatial」をリリース。「Vision Pro」向けコンテンツを試作可能に
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フランスのマイクロOLED開発企業が2,100万ユーロ調達、AR/MR分野等に活用
フランスのマイクロOLED開発企業MICROOLEDが2,100万ユーロ(約32.5億円)の資金調達に成功しました。資金調達は、OLED事業の拡張やAR用プラットフォームの強化に活用される予定です。
MICROOLEDは半導体産業由来の特許を170以上持つ技術企業で、2007年に設立されました。資金はOLED事業やAR用プラットフォームの拡張などに活用される予定です。CEOのエリック氏は「AR分野での革新を倍増させられる」と述べました。
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フランスの”マイクロOLED”開発企業が2,100万ユーロ調達、AR/MR分野等に活用
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スマートグラス、医療での導入進む 大手サプライヤーがレポート公開
スマートグラスを開発・販売するVuzixが、医療分野でのスマートグラス使用事例をまとめたレポートを発表しました。医療ユースケースでの具体的な効果や、関心を寄せる医療従事者の特性などが明らかになっています。
Vuzixのレポートによれば、医療分野でのスマートグラスの使用は増えており、特に若い世代の医療従事者の間でその導入が進んでいます。スマートグラスは、手術の効率化や医療ミスの軽減など、医療分野での具体的な効果をもたらしています。
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スマートグラス、医療での導入進む 大手サプライヤーがレポート公開
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