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タイトルタグの正しい書き方

2008年12月19日(金)
毛塚 智彦

タイトルタグの書き方について

 「GoogleのSEOガイドを学ぶ!」では、Googleが2008年11月12日に公開したSEOスターターガイド(http://googlewebmastercentral.blogspot.com/2008/11/googles-seo-starter-guide.html)を元に、SEOやユーザビリティに優れたWebサイトの作り方を説明していきます。

 今回は、タイトルタグの書き方について紹介します。SEOスターターガイドでは「ページの内容を示したワードを簡潔に入れる」と書かれています。

 タイトルタグは、ユーザーと検索エンジンにそのページの内容について端的に伝えるためのもので、ページごとにそれぞれ異なるものを、

内に入れることが望ましいです。サイト名やビジネスの名称と、いくつかの重要な情報(営業している場所や、特化している点や提供しているものなど)を含めます。

 やってはいけないことは、「コンテンツと関係のないタイトルにする」「ホームページ、ページ1といったあいまいなタイトルにする」ことです。

 良いタイトルの書き方は、以下の3つになります。

 1つ目は、ページごとにユニークなタイトルをつけることです。Googleにそれぞれのページの違いを知らせるために、ページごとに独自のタイトルにすることが望ましいでしょう。すべて、もしくは複数のページを同じタイトルにすることは望ましくありません。

 2つ目は、簡潔でわかりやすいタイトルにすることです。検索結果でタイトルは32文字程度しか表示されないので、短くて情報量のあるものにします。また、SEOのために同じキーワードを3、4つ入れることは避けましょう。

 3つ目は、単語の区切り方に注意することです。単語同士の区切りをGoogleが判別できなそうな時は、スペース、もしくは|、>などの記号を入れて区切ります。例えば、「SEOSEMサイト」と「SEO SEMサイト」では、検索エンジンにとっての意味が異なります。

タイトルタグの書き方についての検討事項

 それでは、SEOスターターガイドを元に、3つの検討事項を考えていきましょう。

 まずは1つ目の「SEOの効果とクリック率(CTR)のバランス」についてです。

 タイトルタグはSEOにおいてかなり重要視されています。また、一度決めたら頻繁に変えるべきでない部分ですので、どのような文言を入れていくのかを慎重に検討しましょう。SEOにおいては、上位表示させたいキーワードをできるだけ左側に配置した方が望ましいのですが、「検索エンジンでの上位表示のされやすさ」「検索結果に表示された時のクリック率(CTR)」のバランスを考えなくてはいけません。

 例えば、サイト名を最初に持ってくることで、認知度の高いサイト名のブランド力によってCTRが上昇する可能性があります。しかし、SEOの観点からするとサイト名で検索した人は元から自然とサイトを見つけてくれますのであまり効果がありません。SEOだけ考えるのであれば、タイトルタグの最後にサイト名をつけておけば良いでしょう。TechCrunch(http://jp.techcrunch.com/)のように、個別記事ページのタイトルタグにサイト名を入れていないWebサイトもありますので、SEOとCTRのバランスをどうするかは方針次第です。

 Webサイトのブランド価値を高めるためにもサイト名は入れておいた方が良いと思います。今はまだ有名でなくて、CTRに寄与していないとしても、継続的に検索結果に表示させておくことで少しずつ認知度を上げていけば、将来的にサイト名がCTRの向上に貢献してくれるかもしれません。

 また、「送料無料」や、「期間限定」といったキーワードはSEOの効果やCTRに影響を与えますので、検討する価値があります。「商品名 送料無料」のように、商品名と関連したキーワードを組み合わせて検索している人は多いです。

 次に、2つ目の「どのページを上位に表示させたいか」について考えていきましょう。

 自サイトの中でどのページを上位に表示させたいかを決めて、それにあったタイトルタグをつけましょう。似たようなタイトルタグのページが2つ以上あった場合、狙ったキーワードでどちらを上位表示させるのかを操作するのが難しくなります。上位表示させたくない方のページは、タイトルタグとキーワードとの関連性を弱くする必要があります。

 例えば、固有の商品名で検索したにもかかわらず、カテゴリのページが上位に表示されてしまうと、CTRとCVRが下がってしまうかもしれません。

 最後に3つ目の「どれくらいの情報を盛り込むか」について検討します。

 キーワードを絞り込んでニッチなワードをできるだけ盛り込んでおいた方が、より多くのキーワードで拾える可能性が高くなります。地域、価格帯、関連した動詞、特化している点など、Googleのキーワードツール(https://adwords.google.co.jp/select/KeywordToolExternal)で、どのような情報が検索されているのかを調べながら選ぶと良いでしょう。

 また、SEOのことばかり考えて不自然なワードを詰め込むと、CTRやCVRが下がって逆効果になる場合もあるので注意してください。

 次回は、descriptionの書き方を紹介したあとに、有名なサイトのタイトルタグやmetaのdescription、keywordsを参考にしながら、具体的にどのようなタイトルやdescriptionを書けば良いのかを紹介します。

【参考文献】

「Search Engine Optimization Starter Guide」(http://www.google.com/webmasters/docs/search-engine-optimization-starter-guide.pdf)(アクセス:2008/11)

「最高のタイトルタグを作る9つの法則 | Web担当者Forum」(http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2007/08/07/1756)(アクセス:2008/12)

「GoogleのSEOスターターガイドの翻訳 - ソーシャルメディアマーケティング(SMM).jp
(http://www.socialmediamarketing.jp/2008/11/google-seo-starter-guide.html)(アクセス:2008/11)

サイトエンジン株式会社
早稲田大学理工学部卒業。ドロップシッピングを行う株式会社もしもで1年間マーケティングと広報の担当を勤めたあと独立。サイトの売買と賃貸などを中心としたサイトエンジン株式会社を立ち上げる。話題になりつつあるものを調べて複数のブログ(http://www.socialmediamarketing.jp/)にまとめている。http://www.siteengine.co.jp/

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