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SIOS Applicationsの過去未来

2009年4月21日(火)
與倉 和明

ソフトウエアテスト

 ソフトウエアテストには、大きく分けて単体テストと結合テストがありますが、各テストとも開発当初はテスト項目やテスト結果をExcelの一覧で管理していました。この方法では複数のテスト担当者でテストを実施した場合、最終的なテスト結果を集計するには、Excel表のマージなどの余分な手間が発生してしまい、管理コストが増大していきます。

 これを解消するために、現在では「TestLink」というテスト管理システムを導入しています。このシステムを導入することでテストケース、実施記録を一元管理できるようになり、管理コストを大幅にカットできるようになりました。

 ただ、テスト管理においては、まだ課題が残っています。それはテストの自動化です。TestLinkのようなテスト管理システムを導入しても、担当者が手動でテストを実施しており、プログラムに変更が発生するたびにテストケースを1から再実行する必要があります。

 アジャイル開発において、頻繁な仕様の変更、プログラムの変更を前提に開発する場合は、テストを手動で行っていては相当のコストがかかってしまします。これらを解消するためには、テストを自動化する仕組みが必要です。「ソースコードの変更」→「ビルド」→「テスト」の流れが自動的に行えることで、本当の意味でアジャイル開発が完結すると考えています。今後は、このテスト自動化の仕組みを整えていく予定です。

まとめ

 第1回(http://thinkit.co.jp/article/909/1/)でアジャイル開発の有用性を紹介させていただき、第2回(http://thinkit.co.jp/article/913/1/)では弊社のパッケージ開発の手法・方法をご紹介させていただき、今回は品質保証というキーワードから、開発方法が、どのように進化してきているかをテーマに弊社の経験を踏まえてご紹介させていただきました。
開発手法や管理方法においては、「これを採用すれば大丈夫」という簡単な回答はありません。開発を行う人数やどのようなものを開発するのかなど、さまざまな状況を考えたうえで決定するべきです。また一度決定した開発手法、管理方法に関しても定期的に見直しを行い、その時点で最も適した手法を常に模索することが大切だと考えています。

みなさんも、この機会に現在の開発手法や管理方法を見直してみるのもいいのではないでしょうか。

サイオステクノロジー株式会社
サイオステクノロジー株式会社 国内事業ユニット 技術部門 エンタープライズアプリケーション部長。Webアプリケーション開発部門を統括し、Webアプリケーション基盤フレームワークとSIOS Applications(自社開発ソフトウェア製品のプロジェクト管理ツールや営業支援システムなど)の普及活動を行っている。

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