|
||||||||||||
| 前のページ 1 2 3 4 次のページ | ||||||||||||
| LifeKeeperのアーキテクチャ | ||||||||||||
|
では、LifeKeeperの機能を支える技術の詳細についてご紹介しよう。クラスタの基本機能はサーバの障害発生時にサービスをほかのノードに切り替えることである。従ってノードの監視機能、サービスの監視機能、サーバ切り替えに伴うサービスの切り替え機能がメインとなる。 そして、HAクラスタで忘れてはならない重要な機能として、スプリットブレイン時の共有ディスク領域のアクセス制御機能がある。 図1はLifeKeeperのアーキテクチャを表している。 ![]() 図1:LifeKeeperのアーキテクチャ LifeKeeperを構成する要素には大きく分けて次の機能がある。
表1:LifeKeeperを構成する要素
そしてCore機能は次の2つから構成される。
表2:Core機能
CoreとARKとの間のインターフェースは、次の3つがある。
表3:CoreとARKとの間のインターフェース
|
||||||||||||
| Core機能のLCD | ||||||||||||
|
図2はLCDを構成するディレクトリツリーである。 ![]() 図2:LCD構成 LCDは共有メモリ上に構成され、そのバックアップはLifeKeeperのインストールディレクトリ上にファイルとして保持する。LifeKeeperがGUIから動的に構成を定義・変更できるのは、このLCDで実現されている階層構造の存在があるからだ。 ARKの実体もこのディレクトリツリーに組み込まれており、GUIからの操作によってクラスタ構成を定義するとインスタンスと呼ばれる定義が追加されていくことになる。あらかじめすべての構造が決まっており、各階層のもつ役割も決まっているため、LifeKeeperとしては、GUIから操作された追加・変更分だけを反映させていくことになる。 LCDは共有メモリ上とファイルの両方に存在し即時に反映されるため、ほかのクラスタ製品のように定義体を読み込み直すために再起動するという操作が不要である。 |
||||||||||||
|
前のページ 1 2 3 4 次のページ |
||||||||||||
|
|
||||||||||||
|
|
||||||||||||
|
||||||||||||
|
|
||||||||||||
|
||||||||||||



