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| MySQLのチューニングパラメータ | ||||||||||||||
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ここまでで情報収集は完了です。次にチューニングパラメータを確認してみましょう。 MySQLには様々なチューニングパラメータが存在します。現在のパラメータ設定の一覧はshow variablesで取得可能です。mysqladminでは以下のように実行します。 なお、表示されたすべての項目がチューニング可能というわけではなく、versionなどは固定のパラメータとなります。 さて、取得できた情報のうち、大きくはグローバルパラメータとスレッドごとのパラメータに分けることができます。グローバルパラメータはMySQLサーバ全体で共有する値で、以下のような項目が当てはまります。
表1:グローバルパラメータ 逆に、スレッドごとのパラメータとしては以下のような項目があげられます。
表2:スレッドごとのパラメータ グローバルパラメータは単純です。例えばkey_buffer_sizeはインデックス展開しておくために使用するメモリ領域の最大値をあらわしており、これを64MBに設定すればサーバ全体で必要とするメモリ量も64MBとなります。 スレッドごとのパラメータは、当然スレッドごとに割り当てられる値となります。例えば、取得データをソートするために使用するメモリ領域の最大値であるsort_buffer_sizeを以下のように設定した場合、2MB×100で最大200MBのメモリをsort_buffer用に空けておく必要があります。これを倍に変更すれば、400MBが必要になります。
sort_buffer_size=2MB
このように、スレッド個別のパラメータはより慎重に検討する必要がありますので、基本的なMySQLのチューニングとしては、まずグローバルパラメータに的を絞って検討すべきでしょう。 さて、ここまでで、MySQLをチューニングするにあたって必要な最低限の情報を知ることができました。次回以降ではこれらの情報を利用して、各グローバルパラメータごとにチューニングを行っていきます。 |
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