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| エンタープライズWeb 2.0のリファレンスアーキテクチャ | ||||||||||||||
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それでは現在のEW 2.0アプリケーションの全体像を図4に示します。 ![]() 図4:現在のエンタープライズWeb 2.0 クライアントにはJava、.NET、Ajaxなどがあります。クライアントとサーバ間の通信も多様で、サーバサイドにはHTTPサーバからPHP、.NET、J2EEなど様々な技術があります。データソースの統合にも様々な方法があり、それらと同じぐらい多様なビジネスプロセスとサービス、開発ツールや方法論もあります。 この図はある程度簡素化されていますが、開発言語やミドルウェア、アプリケーションサーバなどはもっと多様かつ複雑であるため、実際のシステム開発や保守も容易ではないことはご存知のことでしょう。 次の図はEW 2.0のリファレンスアーキテクチャを示したものです。 EW 2.0のリファレンスアーキテクチャではクライアント、通信部分、サーバサイドのそれぞれを統合する仕組みを提供しています。ユニバーサルクライアントはクライアントで利用されるAjax、Java、.NET、Flashなど様々な開発言語や、共通通利用されるコンポーネントを統合しています。 インターネットメッセージングバス(Internet Messaging Bus:IMB)は、リクエスト/レスポンス、パブリッシュ/サブスクライブ、非同期通信、サーバプッシュなど様々な通信方式を統合して利用する仕組みです。 エンタープライズマッシュアップサーバは、サーバサイドで利用される様々な開発言語で実装されたサービスを統合するものです。図4で示した複雑な構成をサービス利用層として3つのサービスレベルに統合して構成しています。 このアーキテクチャによって、EW2.0アプリケーションの開発者は、開発言語や利用するコンポーネントの柔軟性を持ちつつ、共通のアーキテクチャとサービスを利用することができます。 EW 2.0のリファレンスアーキテクチャは、EW 2.0アプリケーションをエンタープライズサービス提供層(サービスプロバイダ層)とサービス利用層(サービスコンシューマ層)に分けています。このリファレンスアーキテクチャでは、SOAによりサービスインフラがエンタープライズサービス提供層に配置されていることを想定しているのです。 次回はリファレンスアーキテクチャのサービス利用層がどのように構成され、実装されるのかをはじめ、EW2.0アプリケーションのプラットフォームであるNexawebを紹介し、Nexawebがリファレンスアーキテクチャをどのようにカバーしているか説明します。 |
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