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| プロジェクトマネージャーの交代 | ||||||||||||||||||||||
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しかしある日、状況が一変しました。 いつものように憂鬱な気分で朝を迎え、プロジェクトルームに入るといつもプロジェクトマネージャーが座っている席に見たことのない男性が座っていました。 そしてしばらくすると集合の声がかかり、全体ミーティングが行われました。その中でプロジェクトマネージャー交代がアナウンスされました。プロジェクトの状況をあやぶんだ元請け会社がプロジェクトマネージャー交代の判断を下したようです。 新しいプロジェクトマネージャーは着任するとすぐに行動し、それまでの問題の改善に取り組みました。その結果、システムのスコープおよびスケジュールが見直されることになり、メンバーへの負担も減ることになりました。 |
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| 個人プレー | ||||||||||||||||||||||
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プロジェクトの体制が変わってしばらく経ったある日、前プロジェクトマネージャー時代の傷を引きずったエンジニアがプロジェクトの愚痴をこぼしていました。 「こんなことなら自分1人で仕事したほうがましだ」 そんな愚痴を聞いた冒頭の青山氏のチームのメンバーがこう答えました。 「そうかな。リーダーが優秀なら組織も悪くないよ。」 事実、青山氏のチームは明るく、コミュニケーションがしっかりと取れており、メンバーのモチベーションも高く、開発も順調に進んでいました。 |
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| エンジニアよ、永遠になれ | ||||||||||||||||||||||
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その後のプロジェクトは順調に進み、無事にカットオーバーを迎えることができました。 エンジニアにはプロジェクトの納期や新技術への対応など様々なプレッシャーがかかっています。その中で仕事へのモチベーションを失ってしまうこともあります。しかしシステム開発という仕事の意義を見つめ直し、目標を持って仕事に取り組むことで、自分のモチベーションを高めていくことができると筆者は感じています。 そして、そうなることがエンジニア個人にとっても、お客様にとってもよい結果につながるのではないでしょうか。 最後に10回にわたり本連載を読んでいただいた読者の皆様、ありがとうございました。 |
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