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| リスクアセスメント手法の適用 | ||||||||||||||
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これまでに「内部統制の限界」「財務報告の信頼性に関するリスク」「監査リスク」「リスクの認識・評価に関する問題」について確認してきたが、ここからはそれらの観点を踏まえリスクアセスメント手法を説明する。 |
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| ブレーンストーミング法 | ||||||||||||||
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まずは適用範囲を問わず広く使われている手法である「ブレーンストーミング法」を取り上げる。特にリスクアセスメントのための手法ではないが、内部統制にかかるメンバーがリスクを洗いだす時の手法として位置付ける。 ブレーンストーミング法は、複数のメンバーが自由にアイデアをだし合って、互いの発想の異質さを利用して、連想を行うことによってさらに多数のアイデアを生みだそうという集団思考法・発想法である。 ブレーンストーミング法の背景となっている考え方は、連想の力を活用することである。ある特別な主題について1つのアイデアが与えられれば、頭の中にはそれに関連するアイデアがいくつか閃いてくるものである。 ブレーンストーミング法の詳細な手順の説明が目的ではないので、リスクを洗い出す時の考慮点を整理する。
表11:リスクを洗い出す時の考慮点
以上、リスクを洗い出す時の考慮点をあげたが、どの考慮点でも前述した「内部統制の限界」「財務報告の信頼性に関するリスク」「監査リスク」「リスクの認識・評価に関する問題」が参考となるのはいうまでもない。 |
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