ここではこれまで作成したレイアウト定義XMLをサーバに配備してWebブラウザによる動作確認を行う方法を紹介します。サーバへの配備方法は次回以降でも紹介しますが、今回一足早く配備してみたい方のために簡単に紹介します。
アプリケーションサーバとしてTomcatを利用します。Tomcatのセットアップ方法や利用法については割愛します。まずTomcatのwebapps配下にマスカット一式(注1)を配置します。
以下のようなディレクトリ構成になります。
Tomcatディレクトリ構成
<Tomcatディレクトリ>
┣ bin
┣ ...
┣ webapps
... ┣ maskat
... ┣contents
┣maskatFW
┣maskatIDE
┣changelog.txt
...
続いて「<Tomcatディレクトリ>\webapps\maskat\contents」配下に先ほど作成したレイアウト定義XMLファイル(hotelSearch.xml)と、以下に示すHTMLファイル(hotelSearch.html)を格納してください。このとき、それぞれファイル中で指定している文字コード形式(今回の場合は両者共にUTF-8)でファイル保存することに注意してください。
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
なおこのHTMLファイルはEclipse版IDEによって自動生成することができます(次回で解説します)。
続いてTomcatを起動し(ローカルホストのポート8080番で起動したと仮定)、Webブラウザで以下のURLにアクセスしてください。
アクセス先
http://localhost:8080/maskat/contents/hotelSearch.html
以下の画面が表示されれば成功です。
図15:アプリケーションの動作確認 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
なお今回行った「配備 → Webブラウザによるアクセス → 画面表示」の流れは、「第2回:実践!マスカットIDEをセットアップする」の1ページ目の「マスカットの動作概要」の図2から図4までに対応しています。
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