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2007年日本上陸!Scalixのメールソリューション
第1回:日本のメール環境を変える!Scalixの全貌
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— グループスケジュール管理はどのような機能でしょうか
ブラウワー氏: グループスケジュール管理では、スケジュールの登録の他に一般的なグループウェアが備えている施設管理やファイル添付機能などを用意しています。

メールだけでなくスケジュール管理も可能
図3:メールだけでなくスケジュール管理も可能
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   グループスケジュール管理は、以下のような機能を備えています。

  • 出席者や会議室などの施設のスケジュール状況を調べる機能
  • 全出席者が次に集まれる時間帯を調べる機能
  • 自分以外のメンバーや施設のスケジュールに予約や追加をする機能
  • ミーティングに必要なファイルを添付する機能
  • ミーティング中にそのファイルを閲覧する機能
  • 出席者の承認履歴を確認する機能
  • 会議参加依頼への応答(許可、辞退、仮許可、別の時間の申し出)を選択する機能

表3:グループスケジュール管理機能


— 競合製品は何になりますか。またこれらの製品との違いは何でしょうか
ブラウワー氏: 最も大きな競合製品はExchangeとLotus Notesの2つです。私たちの製品はExchangeに代わるLinuxベースのメッセージングにおけるオープンソースシステムだと考えています。

   Scalixは、Exchangeと比較してTCOを低減できるだけでなく、管理者の作業負担も軽減できます。またユーザにとっても、より多様なクライアント環境を選択できるため、利便性の向上が期待できるでしょう。例えばオフィスではOutlookを使い、自宅や旅先ではOSやクライアント環境に依存しないScalix Web Accessを使うというような使い分けも可能です。

   もちろんユーザによってはScalix Web Accessを日常的に利用しているケースもあります。特にメールのライトユーザ(大量のメールのやり取りをしないユーザ)を大量に抱える製造業や販売業などの企業では、この傾向が強いと感じています。


— すでに別のメールシステムを構築しているユーザがScalixに移行することで得るメリットは何だと思いますか
ブラウワー氏: Scalixはエンドユーザには使い勝手のよいメール環境を提供します。そして管理者にはより安定したプラットフォームと管理の複雑さの低減を提供しますし、TCOの削減をもたらします。Scalixの急速な普及は、市場がもっと別の製品を求めているという事実や簡単に運用管理できる新たなメールシステムを渇望していたことをあらわしていると考えます。導入したユーザからは高い満足度を得られているのは、私たちが新たなメールシステムを提供し、ニーズに応えたからだと考えています。


— Scalixを導入することでTCO削減の効果があるということですが、どれくらいのコストダウンが期待できますか
ブラウワー氏: 50%から80%の節約は珍しくはありません。私たちはこれらの数値を示す詳細な分析をしています。興味のある方はどなたでも、お問い合わせいただければ、私たちは各企業独自の潜在的コスト節減の分析をすることができます。

Scalix Corporation VP International Sales Hans Brouwer

Scalix Corporation  VP International Sales
Hans Brouwer

ソフトウェアのエグゼクティブとして20年以上の経験を持つ。現在スケーリックス社において、国際セールスとビジネスデベロップメントの責任者。
これまでに、ネットIQ社 国際セールスバイスプレジデント、コンピュウェア社 国際セールスディレクタ、そのほかIBMやコンピュータアソシエイツ社で様々な要職を歴任している。アムステルダム大学にてコンピュータサイエンスの修士の学位を取得している。


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