ちなみに、筆者はGoogle、Windows Live、WikiPedia、Amazon、Yahoo!、searchmash、a9、kakaku.comの各Webサイトを切り換えて検索できる「十徳SEARCH」というLiveガジェットを作成した。この文章が読者の皆さんの目に届く頃には「Windows Live Gallery」のWebサイトで公開されている……と思う。なお、Vistaサイドバーガジェット版の十徳SEARCHはすでに公開済みである。
Windows Liveの面白いところは、Microsoftだけで完結しないシステムである、という点だろう。Microsoft自身が、積極的に外部に開かれたシステム構成を取っている。例えば、最初から用意されたLiveガジェットは基本的なものに限られており、豊富な機能を持ったリッチなLiveガジェットは、サードベンダーや個人が作成する。
そして、それらのLiveガジェットを登録し、容易に検索可能としたWindows Live GalleryというWebサイトが存在する。これを使うことで、Windows Liveの利用者は世界中の様々なLiveガジェットを見つけだし、それを自分のポータルページに組み込むことができる。