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エンタープライズWeb 2.0とNexaweb
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第6回:エンタープライズWeb 2.0の開発環境を体感する

著者:日本ネクサウェブ  福島 竜   2007/3/28
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Nexaweb Studioをインストールする

   ダウンロードしたファイル(例: Studio_2.4.0_599.exe)を実行してインストール作業を行います。インストール作業はインストーラの指示に従い、ライセンスに関する同意や、インストールオプションの指定、インストール先フォルダの指定、プログラムアイコンの登録位置の指定を行うことで完了します。
インストールオプションを指定する
図2:インストールオプションを指定する
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   インストールオプションを選択することでインストールするプログラムを指定することができます。ここでは「Complete Installation」を選択してインストールします。インストール先フォルダは「D:\nexaweb\NexawebStudio2.4.0」としています。インストール先フォルダは、必要に応じて変更してください。

   なお、インストールオプションには次の3種類があります。

Complete Installation(完全インストール)
アプリケーション開発に必要なプログラムを一括してインストールすることができます。Eclipse 3.1.2、WTP 1.0.1、Tomcat 5.5.9がインストールされます。

StudioOnly(Nexaweb Studioだけをインストール)
Nexaweb Studioをプラグインとしてインストールすることができます。このオプションではEclipse 3.1.2、WTP 1.0.1、Tomcat5.5.9がすでにインストールされている必要があります。要求バージョンのEclipseとWTPがインストールされていない場合、このオプションでのインストールを継続することはできません。

Custom(カスタムインストール)
インストールする項目を詳細に指定することができます。指定可能なインストール項目は以下の項目です。

指定可能な
インストール項目
概要
Eclipse 3.1.2 & WTP 1.0.1 Nexaweb Studio のベースとなるEclipse開発環境です。
oXygen Xml 7.0.0 oXygenはXMLエディタです。Nexaweb StudioにはoXygenのライセンスが含まれています。
Apache Tomcat 5.5.9 Tomcat をアプリケーションサーバとして使用する場合に指定します。Tomcat以外のWTPに対応したアプリケーションサーバを使用することも可能です。
Subversion Eclipse Plugins 1.0.0 Subversionによって提供されているサンプルプログラムとの連携に使用します。このプラグインがインストールされていない場合でも、サンプルをダウンロードすることは可能です。
Nexaweb Studio Nexaweb アプリケーションの開発環境です。GUI画面のビジュアルエディタや各種ウィザードを持っています。

   インストールが完了すると、「Getting Started」を参照することが可能になります。

   Nexaweb Studioインストールフォルダ下のdocフォルダに「Nexaweb Studio User Guide」がインストールされており、このドキュメントによってNexaweb Studioの使用方法を理解することができます。Nexaweb Studio、Nexaweb Platformともレジストリを利用しないためインストールしたフォルダを削除すれば、アンインストールできます。

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日本ネクサウェブ株式会社 福島 竜
著者プロフィール
日本ネクサウェブ株式会社
チーフコンサルタント  福島 竜

Interlisp-D(LISPの方言)によってオブジェクト指向を知る。C++、Javaなどにより、金融情報系システムを構築。Forteによる基幹系システム構築などを経て、オブジェクト指向分析・設計の教育、Webアプリケーション開発プロジェクトなどを経験。2004年からNexaweb に関わる。


INDEX
第6回:エンタープライズWeb 2.0の開発環境を体感する
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