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| データの用意 | ||||||||||
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これで、MapServerを使用する準備が整ったので、次はデータを用意しましょう。今回使用するデータは国土数値情報ダウンロードサービスからダウンロードします。 まずは、下記のページから2つのファイルをダウンロードします。
データのダウンロード先
http://nlftp.mlit.go.jp/ksj2/index.html 最初は都道府県のポリゴン情報をダウンロードします。ダウンロードページから、国土骨格の行政区域(面)を選択し、次のページでは、東京都を選択します(なおこの都道府県の選択は他のものでもかまいません)。最新のファイルをチェックして、約款の同意、ダウンロードと続きます。ダウンロードしたファイルは解凍しておきましょう。解凍すると中に2つのXMLファイルが見つかると思います。 次にダウンロードしたXMLファイルをシェープファイルといわれるデータ形式に変換するソフトウェアをインストールします。トップページから「国土数値情報変換ツールを試作しました」というリンクが見つかると思うので、そちらからダウンロードして、インストールします。 インストールしたら、変換ツールを実行し、先ほど解凍したフォルダを変換元に、変換後フォルダは任意に適当にsample_dataのように選択して実行します。そうすると、shp、dbf、shxという拡張子の3つのファイルができるでしょう。この3つのファイルをサーバにアップロードしておきます。 これがシェープファイルです。以下のPostGISへの変換を行わなくてもそのままシェープファイルを使用することもできます。ただ、PostGISを使用した方がある範囲内での検索などが簡単にできるので、今回はPostGISへ変換することをおすすめします。 |
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| PostGISへの変換 | ||||||||||
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PostGISへの変換は非常に簡単で、PostGISをインストールすると、shp2pgsqlというプログラムがインストールされるので、以下のように実行します。
shp2pgsql sample_data/N03-06_13_EC01 gyosei > gyosei.sql
このコマンドの第1引数はsample_dataディレクトリ内にN03-06_13_EC01.[shp,dbf,shx]という3つのファイルがある場合に指定するシェープファイルのファイル名になります。第2引数は変換する際に作成するテーブル名です。そして、標準出力をファイルにリダイレクトします。 今回のシェープファイルは日本語がSJISですが、データベースはUTF-8もしくはEUC-JPで作成します。そのままSJISのSQL文を実行するとエラーとなってしまうので、gyosei.sqlの2行目に「SET client_encoding='SJIS';」の1行を追加しましょう。 これでSQLができたわけですが、これをそのまま既存のデータベースに入れることはまだできません。なぜかというと、PostGISで使用するSQL関数群はPL/pgSQLとして実装されており、その関数群をまだデータベースに設定していないからです。ここでは新規にデータベースを作成していますが、既存のデータベースでもcreatedbコマンドの実行を省くだけで、特に問題はないはずです。
createdb -U postgres -E utf8 hppro_sample
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