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| メーリングリストって、どうやって運用しているの? | ||||||||||||||||||||||||
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もとのぶ先生 ここは、太田さんの出番かな。 太田さん そんな感じだったので、投稿されてから、最後の人に配信されるまで数時間かかっていました。懐かしい話です。最近では、こうした活動に対して、団体や企業がサーバやインターネット回線を提供してくれるケースもあるので、以前よりも楽になったところもあると思います。それ以外に大変だったことといえば…。 森君 え、まだ他にも大変なことってあるんですか? 太田さん MLだと、いろいろな人が自分でメールアドレスを登録します。登録者の中には、使えなくなったメールアドレスをそのまま放置したり、転送設定を間違えて無限ループにして気づいていない人もいる。こうした場合、エラーメールが戻ってくるけど、エラーメールの中には、サーバや回線にものすごい負荷を与えるものもあるから、きちんと設定しないと大変なことになってしまう。日本Sambaユーザ会のMLの場合は、Mailmanを使うようになってから、この辺はずいぶん改善されたと思っています。 森君 めーるまん? 「めーるまん」って何ですか? あちこちのコミュニティのMLを見ればわかるけど、国内のMLでよく見かけるのはMailmanとfmlかな。
表1:ML管理ソフトウェア(メーリングリストドライバ) もとのぶ先生 こうしたソフトウェアを動かすための環境は、ほぼLinuxをはじめとするUNIX系のOSになる。というのは、メールを送信するためのMTA(メール配送エージェント)が対応しているOSがUNIX系OSに多いからなんだけど。 ML管理ソフトウェアでは、メールが投稿されると、サブジェクトにMLの名前や番号を追加したり、宛先などの情報をメールヘッダに修正・追加した後でMTAへ渡してメールを配信する。こうした加工が容易にできることもあり、Mailman、fmlなどのML管理ソフトウェアは、PythonやPerlなどで書かれている。 で、どのML管理ソフトウェアを選ぶか、なんだけど、それぞれに大きな特徴がある。Mailmanの場合、MLへの登録や解除、アーカイブの閲覧がWebブラウザからできるから、初心者にも優しいといえるかな? 一方、fmlは決められたのメールアドレスに、コマンドを送ると、登録、解除、ヘルプやアーカイブの入手などができるなど、必要な作業がメールだけで完結している。それぞれによさがあるよね。 太田さん あ、こんな時間だ。金子さん、すみません。私、実は「ニューイヤーコンサート」が観たいんですけど…。 金子さん えーっ! これから、チャンネルFSFで、すとーるまんさまの新年の挨拶があるから、テレビは絶対にそっち! 太田さん しくしく、そんなもの正月から観たくありません。私、帰ります…。 青井部長・太田さん・小田切さん・若宮さん・もとのぶ先生 そっち行きまーす! 森君 う、う、う、タイミングはずしたぁ。 森君 わー!太田さーん、小田切さーん、たすけてー。
(謝辞) 今回の記事は、日本Sambaユーザ会の太田俊哉さん、小田切耕司さんのご協力をいただいて作成しました。この場をお借りして、御礼申し上げます。
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