HDDは6つのドライブベイが設けられており、最大384GBを搭載することができる。今回の機材に実装されているHDDは2.5インチ型のSAS(シリアル接続SCSI)ドライブで、容量は72GB、回転数10,000rpmが2台である。ちなみにディスクのラベルを見るとSEAGATE製のものであった。
多くのサーバには3.5インチドライブを採用するのが一般的であるが、HP ProLiant DL365にドライブのバックプレーン側の基板にはドライブが6台実装可能なように、必要数のコネクタが用意されている。2.5インチドライブを採用している理由としては、小型軽量かつ省電力なことがあげられるほか、MTBFも3.5インチのものより長いそうだ。HDDはホットスワップ側で、トラブル時には電源を落とすことなく取り外して交換することが可能だ(RAID 1/5の場合)。
HDDは専用のロック機能付きフレームに取り付けられている
ドライブが入っていないドライブベイは、このようなモックがおさめられている
ファンの前にあるのがバックプレーンボード
ドライブ接続部のバックプレーン背面にはSASのコネクタが2つ、電源コネクタが設けられている。ドライブのバックプレーン側の基板ドライブが6つ実装できるだけのコネクタが用意されている。
バックプレーンボード
SASケーブルのコネクタ部
ケーブルはファンの背後を回ってドライブベイにつながっている。
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