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サーバ解体新書「日本HP〜HP ProLiant DL365編」

第2回:HP ProLiant DL365のメモリ・RAIDコントローラ・ドライブを見る

著者:ThinkIT編集局   2007/6/29
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SASのドライブを採用

   HDDは6つのドライブベイが設けられており、最大384GBを搭載することができる。今回の機材に実装されているHDDは2.5インチ型のSAS(シリアル接続SCSI)ドライブで、容量は72GB、回転数10,000rpmが2台である。ちなみにディスクのラベルを見るとSEAGATE製のものであった。

   多くのサーバには3.5インチドライブを採用するのが一般的であるが、HP ProLiant DL365にドライブのバックプレーン側の基板にはドライブが6台実装可能なように、必要数のコネクタが用意されている。2.5インチドライブを採用している理由としては、小型軽量かつ省電力なことがあげられるほか、MTBFも3.5インチのものより長いそうだ。HDDはホットスワップ側で、トラブル時には電源を落とすことなく取り外して交換することが可能だ(RAID 1/5の場合)。
HDDは専用のロック機能付きフレームに取り付けられている
HDDは専用のロック機能付きフレームに取り付けられている
HDDは専用のロック機能付きフレームに取り付けられている

オレンジ色のボタンを押しながらレバーを手前に引くことでHDDを取りはずしすることができる
オレンジ色のボタンを押しながらレバーを手前に引くことでHDDを取りはずしすることができる
オレンジ色のボタンを押しながらレバーを手前に引くことでHDDを取りはずしすることができる
オレンジ色のボタンを押しながらレバーを手前に引くことでHDDを取りはずしすることができる
オレンジ色のボタンを押しながらレバーを手前に引くことで
HDDを取りはずしすることができる

ドライブが入っていないドライブベイは、このようなモックがおさめられている
ドライブが入っていないドライブベイは、このようなモックがおさめられている

ファンの前にあるのがバックプレーンボード
ファンの前にあるのがバックプレーンボード

   ドライブ接続部のバックプレーン背面にはSASのコネクタが2つ、電源コネクタが設けられている。ドライブのバックプレーン側の基板ドライブが6つ実装できるだけのコネクタが用意されている。

バックプレーンボード
バックプレーンボード
バックプレーンボード

SASケーブルのコネクタ部
SASケーブルのコネクタ部

ケーブルはファンの背後を回ってドライブベイにつながっている。
ケーブルはファンの背後を回ってドライブベイにつながっている。

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