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W-ZERO3で電車プログラマになるための開発環境術 |
W-ZERO3で開発言語の達人になろう
著者:シンクイット編集部 2007/10/12
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PHPもチャレンジできる
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PHPも非常に人気のある言語の1つだ。そこで次に紹介するのが、W-ZERO3でPHPを試せる「PocketHPH」である。このアプリケーションを使えば、Webブラウザ上でURLから作成したPHPファイルを実行させることができるものだ。
実際にテストを行って困ったのが、「http://127.0.0.1:9000/status」でステータスなどが表示されると記載されていたのが、うまく接続できないことであった。いろいろ調べてみたところ「http://localhost:9000/status」でよいという情報を見つけたので試してみたところ、今度は問題なく表示された。
図8:PocketHPHが起動したところ (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
図9:PocketHPHのステータス画面 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
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Rubyも試せる
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9月に公開された「魅惑のRuby」特集。この特集記事をきっかけにRubyの魅力を再認識したした人も多いのではないだろうか。いつでもRubyでなにか開発したい、もっと学習してみたいという人にお勧めなのが、W-ZERO3などのモバイル端末でRubyを走らせることができる「ruby-mswince」だ。
実際に動作させるまでにはいろいろと手間をかけなければいけないようで、筆者の場合は本体のメモリ容量の問題などで、今回はうまく稼働させることができなかった。しかしいくつものWebサイトでは実際にRubyのプログラミングを楽しんでいる方も多いので、興味のある方はぜひチャレンジしてほしい。
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W-ZERO3はお手軽な快活環境習得ツールへ
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この記事では、W-ZERO3で動作する様々な開発環境を紹介してきた。この記事をまとめるために実際にW-ZERO3にインストールしてサンプルを書いてみたりしている。電車内や喫茶店で、簡単なプログラミングを試すことができるのは、携帯電話よりも大きなディスプレイとフルキーボードを持ったスマートフォンならではであろう。
ノートPCやデスクトップPCの環境と比べると入力も貧弱だしCPUパワーも足りないので、大規模なアプリケーションの開発には不向きなことは確かだ。しかし、ちょっと空いた時間に、場所を問わず普段慣れ親しんでいない言語を試すことができるのも、こういった持ち運びできる環境ならではなのだ。
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