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| Enterprise Manager | ||||||||||||||||||
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Oracle9i以前では、Enterprise Managerは、Javaのクライアント/サーバーアプリケーションとして実装されていました。Oracle Database 10gでは、完全にウェブ・ベースのインターフェースに変更され、ブラウザーさえあればどのマシンからも実行することが可能であるのが特徴です。 特徴は、以下の通りです。
表1:Enterprise Managerの特徴 |
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| 実習:Enterprise Manager を使ってロックされているアカウントを解除しよう | ||||||||||||||||||
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データベースの作成のセッションにて、特定の管理者用のユーザー以外はロックされていることを説明しました。ロックを解除しないと該当のユーザーを利用することができません。今回は、サンプル・スキーマの「SCOTT」のロックを解除します。 1.Enterprise Managerを利用するには、データベース・サーバーにてDBコンソールを使用するためのプロセスが起動していなければなりません。DBCAにてデータベースを作成すると自動的に起動されますが、以下のコマンドにて起動を確認できます。
:\>emctl status dbconsole
「Oracle Enterprise Manager 10g is running.」と表示されていれば、起動しています。もし、「Oracle Enterprise Manager 10g is not running」と表示された場合は、Windowsのサービスより「OracleDBConsoleora10g」を起動してください。 2.Enterprise Manager を利用するには、リスナーも起動している必要があります。リスナーの詳細な設定は後ほど行うので、ここでは以下のコマンドにてリスナーを起動してください。
C:\>lsnrctl start
ポイント
このコマンドにてWindows のサービスにも自動的にリスナーのサービスが作成されます。次回からは、Windows のサービスで起動/停止が可能です。 3.ブラウザーを起動して以下のURLを入力します。ログイン・ページが表示されますので、ユーザー名:SYS、パスワード:ORACLE、接続モード:SYSDBAと入力して「ログイン」ボタンをクリックしてください。
ポイント
Enterprise Managerにアクセスする場合のポート番号が分からない場合は、%ORACLE_HOME%\installの下のportlist.iniファイルを参照してください。
http://<host name>:<port>/em/
4.ホーム画面より、「管理」→「ユーザー」をクリックします。「ユーザー」の画面が表示されます。 5.画面をスクロールして、ユーザー「SCOTT」を探します。アカウント・ステータスが「EXPIRED & LOCKED」になっているはずです。「SCOTT」をクリックします。 6.「ユーザーの編集」画面が表示されます。ステータスを「ロック解除」にし、パスワード入力およびパスワードの確認に「TIGER」を入力して「適用」をクリックします。 7.「正常に変更されました」と表示されるはずです。再度ユーザー「SCOTT」のアカウント・ステータスを確認してみてください。正常であれば、以下のように「OPEN」になっています。 ![]() |
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意外と簡単!? Oracle Database 10g Release2 - Windows版
本連載は、日本オラクルのOracle Technology Network(OTN)サイト上に掲載されている「意外と簡単!?」シリーズにある「意外と簡単!? Oracle Database 10g Release2 - Windows版」からの転載記事です。「意外と簡単!?」シリーズは、Oracle Database 10gを利用してこれからシステムを構築及び開発されていく方向けに、初心者の方でも分かり易いように「ステップ・バイ・ステップ」での説明を基本とした構成になっております。 「Oracle Database 10g Release2」編はOracle Database 10g Release2を使用してこれからシステム構築を行い、運用していく方向けの資料です。初心者の方でも容易に構築/運用ができるよう全編にわたり極力GUIツールを利用して解説しています。 また、開発に関連する資料については、サンプル・アプリケーションの提供を基本としており、より具体的な内容にて情報を提供しております。 「意外と簡単!?」シリーズが、Oracle Database 10gをご利用する一助になれば幸いです。 http://otn.oracle.co.jp/easy/index.html |
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