TOP
>
システム開発
> 表/索引の作成
意外と簡単!? Oracle Database 10g〜データベース構築の基礎編
第6回:新しいユーザー(スキーマ)を作成しよう
著者:
日本オラクル
2007/7/23
1
2
3
4
次のページ
表/索引の作成
このセクションでは、作成したデータベースに表/索引を作成して、作成した表の内容を変更してみます。
表の作成
Oracle では表は、論理的な領域単位である表領域に作成します。表の作成にはEnterprise ManagerやHTML DBを利用してGUIで作成する方法や、iSQL*Plus等のコマンドライン・ツールによりSQL文で作成する方法があります。
実習:新しいユーザー(スキーマ)を作成しよう
新しくデータベース・ユーザーを作成します。
1.まず最初に新しくユーザーを作成します。Enterprise ManagerにSYSDBA権限にてログインし、「管理」->「ユーザー」をクリックします。
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
2.「作成」ボタンをクリックするとユーザー情報の入力画面が表示されますので、以下のように入力してください(まだ「OK」はクリックしないでください)。
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
項目名
入力内容
名前
ORADIRECT
プロファイル
DEFAULT
認証
パスワード
期限切れパスワード
チェックしない
デフォルト表領域
USERS
一時表領域
TEMP
ステータス
ロック解除
3.ここままでは作成したユーザーには、CONNECT ロールの権限しか付与されませんので、「ロール」タブをクリックし、「リスト編集」をクリックするとユーザーが作成されます。
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
4.「ロールの変更」の画面が表示されます。使用可能なロールからRESOURCEロールを選択して、「OK」をクリックしてください。ひとつ前の画面に戻りますので、もう一度「OK」をクリックするとユーザーが作成されます。
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
ポイント
本番環境では様々なセキュリティ要件を考慮してユーザーを作成する必要があります。セキュリティに関しては「意外と簡単!?」シリーズの「セキュリティ設定編」を参照してください。
1
2
3
4
次のページ
意外と簡単!? Oracle Database 10g Release2 - Windows版
本連載は、日本オラクルのOracle Technology Network(OTN)サイト上に掲載されている「意外と簡単!?」シリーズにある「意外と簡単!? Oracle Database 10g Release2 - Windows版」からの転載記事です。「意外と簡単!?」シリーズは、Oracle Database 10gを利用してこれからシステムを構築及び開発されていく方向けに、初心者の方でも分かり易いように「ステップ・バイ・ステップ」での説明を基本とした構成になっております。
「Oracle Database 10g Release2」編はOracle Database 10g Release2を使用してこれからシステム構築を行い、運用していく方向けの資料です。初心者の方でも容易に構築/運用ができるよう全編にわたり極力GUIツールを利用して解説しています。
また、開発に関連する資料については、サンプル・アプリケーションの提供を基本としており、より具体的な内容にて情報を提供しております。
「意外と簡単!?」シリーズが、Oracle Database 10gをご利用する一助になれば幸いです。
http://otn.oracle.co.jp/easy/index.html
著者プロフィール
日本オラクル株式会社
OracleDirect テクニカルサービス部
http://otn.oracle.co.jp/
INDEX
第6回:新しいユーザー(スキーマ)を作成しよう
表/索引の作成
実習:新しい表をUSERS表領域に作成しよう
実習:従業員表と部門表の関連付けを設定しよう
実習:索引を作成しょう