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徹底比較!! PHP & Java 〜 フレームワーク編
徹底比較!! PHP & Java 〜 フレームワーク編

第5回:Strutsで機能を実装してみよう
著者:ワイズノット  土橋 芳孝   2006/1/20
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これまでのサンプル・アプリケーションに機能を追加する

   今回は、本連載の「第3回:Strutsにおける基本中のキホン」で用いたサンプル・アプリケーションに基本的な機能を追加してみたいと思います。

   今回機能を追加することによって、サンプル・アプリケーションは図1のように動作します。
サンプル・アプリケーションの動作
図1:サンプル・アプリケーションの動作

   また今回追加する機能によって画面の表示は以下の図2〜4のようになります。

入力値エラー発生時のログイン画面
図2:入力値エラー発生時のログイン画面

認証エラー発生時のログイン画面
図3:認証エラー発生時のログイン画面

一覧表示の機能を追加したトップ画面
図4:一覧表示の機能を追加したトップ画面


データベースについて

   今回の機能追加ではデータベースを利用します。筆者のデータベース環境は下記の通りとなっています。


MySQL 4.0.25

   MySQLはオープンソースのデータベースで、軽快に動作することを特徴としています。現在の最新バージョンはMySQL 5.0.17ですが、今回はMySQL 4.0.25を利用します。ダウンロードは下記サイトより行えます。



MySQL Connector/J 3.1

   MySQL Connector/Jは、MySQLのJDBCドライバです。ダウンロードは下記サイトより行えます。

MySQL AB :: Download Connector/J 3.1
http://dev.mysql.com/downloads/connector/j/3.1.html


テーブルのCREATE TABLE文

   今回の機能追加で利用するテーブルのCREATE TABLE文は以下のようになります。

create table users (
   id varchar(20) primary key,
   password varchar(20),
   name varchar(40)
);
Strutsを利用したサンプル・アプリケーションに機能を追加する

   それでは、Strutsを利用したサンプル・アプリケーションに機能を追加してみたいと思います。Strutsを利用したサンプル・アプリケーションでは、今回の機能追加によって下記のコンポーネントを追加または修正します。

追加修正するコンポーネント
図5:追加修正するコンポーネント

   それでは図5を基にそれぞれのコンポーネントについて解説していきます。

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ワイズノット
著者プロフィール
株式会社ワイズノット  土橋 芳孝
以前はJavaを利用したWebアプリケーション開発とオブジェクト指向設計を得意としていたが、ワイズノットに入社以来、PHPの魅力にとりつかれる。現在はワイズノットのプロジェクトマネージャーとして、PHPをはじめとしたオープンソースの普及に力を注いでいる。


INDEX
第5回:Strutsで機能を実装してみよう
これまでのサンプル・アプリケーションに機能を追加する
  Sample.xmlの修正
  LoginForm.javaの修正
  validation.xmlの追加