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コンパイラ基盤「LLVM 19.1.0」リリース
2024年9月18日(水)
LLVM Developer Groupは9月17日(現地時間)、「LLVM Compiler Infrastructure(LLVM)19.1.0」をリリースした。
「LLVM(Low Level Virtual Machine)」は、コンパイル時、リンク時、実行時など、さまざまな時点でプログラムを最適化するよう設計された、さまざまなプログラミング言語を網羅しているコンパイラ基盤。仮想マシンをターゲットとした中間言語を生成し、その仮想マシンに向けたコードを特定のコンピュータに最適なコードに変換する。この作業は言語・アーキテクチャの双方から独立しているため、様々な言語およびアーキテクチャに対応できる。
「LLVM 19.1.0」では、C++17のサポートが完全なものとなったほか、C++20およびC++23の機能が実装された。また、Clang 19では-std=c2yによってc2y言語サポートが有効になり、Armのいくつかのプロセッサに対応するなど、複数の変更が加わっている。
「LLVM 19.1.0」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。
リリースノート
「LLVM(Low Level Virtual Machine)」は、コンパイル時、リンク時、実行時など、さまざまな時点でプログラムを最適化するよう設計された、さまざまなプログラミング言語を網羅しているコンパイラ基盤。仮想マシンをターゲットとした中間言語を生成し、その仮想マシンに向けたコードを特定のコンピュータに最適なコードに変換する。この作業は言語・アーキテクチャの双方から独立しているため、様々な言語およびアーキテクチャに対応できる。
「LLVM 19.1.0」では、C++17のサポートが完全なものとなったほか、C++20およびC++23の機能が実装された。また、Clang 19では-std=c2yによってc2y言語サポートが有効になり、Armのいくつかのプロセッサに対応するなど、複数の変更が加わっている。
「LLVM 19.1.0」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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