Parrotsec.orgは12月24日(現地時間)、セキュリティに特化したLinuxディストリビューション「ParrotOS 7.0」をリリースした。
「Parrot」は、Debian GNU/Linuxをベースとし、セキュリティ施策ツールや開発ツールが搭載された、主にホワイトハッカー向けLinuxディストリビューション。セキュアなシステムに加え、セキュリティテスト、ペネトレーションテストなどを行うツール、専門性の高いセキュリティ研究などの用途に適したディストリビューション。ニーズやアーキテクチャに応じて「Parrot Security Edition」「Parrot Home Edition」など、複数のEditionが提供されている。
「ParrotOS 7.0」では、「Debian GNU/Linux 13」がベースとなり、デフォルトのデスクトップ環境がWaylandセッションのKDE Plasmaとなったほか、MS Teamsを狙ったエクスプロイト向けツール「ConvoC2」、GoベースのSimpleHTTPサーバ「goshs」、Windowsリモートコマンド実行用「evil-winrm-py」、マルチスレッドネットワーク偵察ツール「AutoRecon」、BPF静的リンカ「bpf-linker」、秘密情報スキャンツール「TruffleHog」など、新しいツールが複数追加された。そのほかにも内部構造に変更が加わるなど、複数の機能強化が施されている。
「ParrotOS 7.0」は、Webサイトから無償でダウンロードできる。
リリースノート
「Parrot」は、Debian GNU/Linuxをベースとし、セキュリティ施策ツールや開発ツールが搭載された、主にホワイトハッカー向けLinuxディストリビューション。セキュアなシステムに加え、セキュリティテスト、ペネトレーションテストなどを行うツール、専門性の高いセキュリティ研究などの用途に適したディストリビューション。ニーズやアーキテクチャに応じて「Parrot Security Edition」「Parrot Home Edition」など、複数のEditionが提供されている。
「ParrotOS 7.0」では、「Debian GNU/Linux 13」がベースとなり、デフォルトのデスクトップ環境がWaylandセッションのKDE Plasmaとなったほか、MS Teamsを狙ったエクスプロイト向けツール「ConvoC2」、GoベースのSimpleHTTPサーバ「goshs」、Windowsリモートコマンド実行用「evil-winrm-py」、マルチスレッドネットワーク偵察ツール「AutoRecon」、BPF静的リンカ「bpf-linker」、秘密情報スキャンツール「TruffleHog」など、新しいツールが複数追加された。そのほかにも内部構造に変更が加わるなど、複数の機能強化が施されている。
「ParrotOS 7.0」は、Webサイトから無償でダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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