プライバシー保護に注力したLinuxディストリビューション「Tails 7.4.1」リリース―OpenSSLの緊急修正ほか

重大なセキュリティ脆弱性を含むOpenSSLの修正やTorクライアント、Thunderbirdのアップデートなど

14:12

 Tails Teamは1月30日(現地時間)、ユーザのプライバシー保護施策に注力したLinuxディストリビューション「Tails 7.4.1」をリリースした。

 Tailsは「The Amnesic Incognito Live System」の略で、USBメモリ、SDカード、DVDなどから起動できるLinuxディストリビューション。TorやI2Pによって匿名でWebブラウジングができるほか、コンピュータに利用の痕跡を残すこともない。ファイルの暗号化機能も搭載している。

 「Tails 7.4.1」はDebian 13をベースとしており、またブラウザに秘匿性の高い「Tor Browser」を搭載している。「Tails 7.4.1」では、暗号化ライブラリとして重要な「OpenSSL 3.5.4」へのアップデートが行われた。このアップデートには複数の脆弱性修正が含まれており、ユーザはアップデートを施すことが推奨される。また、Torクライアントが「0.4.8.22」に、標準のメールクライアントMozilla Thunderbirdが「140.7.0」が最新版に、それぞれアップグレードされている。ThunderbirdではGmail認証に関する不具合修正が施されたほか、Tor接続アシスタントのWi-Fi設定画面にスピナーが追加されるなど、ユーザーインターフェイスの細かな改善も施されている。

 「Tails 7.4.1」は、Webサイトからダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
Tails
ニュースリリース

この記事をシェアしてください

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

企画広告も役立つ情報バッチリ! Sponsored