ESET、Flashを装うAndroid向けのランサムウェア「DoubleLocker」に注意喚起
2017年10月17日(火)
ESETは10月13日(現地時間)、新種のAndroid向けランサムウェア「DoubleLocker」に関する注意喚起を発表した。
「DoubleLocker」は、Adobe Flash Playerを装ってAndroidデバイスに侵入を試みる。乗っ取りはAndroidのアクセシビリティ機能を利用して行う。この乗っ取りはまず、PINコードをランダムな値に変更することで行われる。デバイスは身代金が支払われるまでロックされる。さらに、デバイス内部のファイルが暗号化されてしまい、攻撃者から復号用の鍵を受け取らない限り復元が不可能となる。あらかじめデバッグモードに入っている場合以外では、DoubleLockerが活動を始めてしまうと工場出荷時の状態に戻す以外に駆除方法がないと見られており、深刻な状況に陥る恐れがある。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
記事本文
その他のニュース
- 2024/11/21 Arch Linuxのメニューベースのインストーラ「archinstall 3.0」リリース
- 2024/11/21 「LibreOffice 24.8.3 Community」リリース
- 2024/11/21 Fortinet、悪意のあるMicrosoft Excelドキュメントを利用したフィッシングキャンペーンについて注意喚起を発表
- 2024/11/19 「AlmaLinux OS 9.5」リリース
- 2024/11/18 Linuxカーネル「Linux 6.12」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- ESET、Androidを標的とした新しいランサムウェアの一群について注意喚起
- US-CERT、ランサムウェア「Petya」の爆発的な感染拡大に注意喚起、「WannaCry」を超える危険も
- US-CERT、ランサムウェア「Petya」の爆発的な感染拡大に注意喚起、「WannaCry」を超える危険も
- Fossbytes、ランサムウェアに感染した際にPCを再起動しないことを推奨する記事を発表
- Adobe、「Flash Player」の最終版をリリース、サポート終了後の「Flash Player」の削除を呼びかけ
- Adobe Flash Playerに深刻な脆弱性、修正版が公開
- Adobe Flash Playerに深刻な脆弱性
- 代表的なサイバー攻撃の例とその対策法
- ESET、4種のプロトコルを悪用する新しいLinux向けマルウェア「Linux/Shishiga」に関する注意喚起
- ESET、4種のプロトコルを悪用する新しいLinux向けマルウェア「Linux/Shishiga」に関する注意喚起