SRA、ソースコード検索システム「CodeDepot」をオープンソースソフトウェアとして公開
2017年12月1日(金)
SRAは11月29日、ソースコード検索システム「CodeDepot」のソースコードをオープンソースとして公開した。
今回の「CodeDepot」の公開は、SRAが創立50周年を迎えたことを機に行われるもの。「CodeDepot」は、既存システムの効率的な保守やコードの再利用を支援するシステム。企業が保有するシステムのコードやインターネット上のオープンソースに対して、高度かつ高速な検索を行うことができるほか、ソースコードの構文を解析し、複雑な検索を簡単に行なうことができる。さらに、類似したコードの検索まで可能なため、クローンコードの発見や類似バグの発見に威力を発揮する。
主要機能は、「プロジェクトのリソース情報自動表示」「コードやコメントなどを区別したキーワード検索」「クラスや関数定義、関数の呼び出しなどの構文を解析した検索」「関数の入出力タイプを指定したシグネチャーによる検索」「類似したソースコードのあいまい検索」「ソースコードにコメントを添付するノート機能」となっている。
「CodeDepot」は、ソースコードがGitHubから入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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