Microsoft、IoT向けLinux OS「Azure Sphere OS」をリリース

2018年4月20日(金)

Microsoftは4月16日(現地時間)、IoT向けのLinux OS「Azure Sphere OS」を発表した。

 「Azure Sphere OS」は、Linuxカーネルをベースにマイクロソフトが開発したIoT専用のOS。Azure Sphere OSでは、アプリケーションはコンテナ化したのち実行される。「Azure Sphere OS」は、IoTソリューション「Azure Sphere」の一部として提供され、IoT端末用チップ「Azure Sphere MCUs」とセキュリティサービス「Azure Sphere Security Service」と合わせてリリースされる。「Azure Sphere Security Service」は、Azure Sphere MCUsチップおよびAzure Sphere OSを搭載したIoT端末を監視するセキュリティサービス。IoT端末のセキュリティアップデート、セキュリティ脅威の検出、IoT端末の全ての通信に対する証明書ベースの認証などを行う。
 
「Azure Sphere」を利用することで、IoT端末をチップレベルからクラウドベースのセキュリティサービスで保護することができるとしている。 

(川原 龍人/びぎねっと)

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Azure Sphere

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