Apache Software Foundation、バージョン管理システム「Apache Subversion 1.10」をリリース

2018年4月21日(土)

Apache Software Foundation(ASF)は4月16日(現地時間)、バージョン管理システム「Apache Subversion 1.10」をリリースした。

Apache Subversionは、オープンソースの集中型バージョン管理システム。当初は他の企業が支援するオープンソースプロジェクトとして開発が進められたが、 2010年にASFのトッププロジェクトとなった。

「Apache Subversion 1.10」は、Apache Subversionのメジャーアップデートリリースとなる。ツリーコンフリクト解決を行うリゾルバが新しく書き直されたほか、LZ4圧縮がサポートされ、利用できるようになった。従来のzlib圧縮に比べ高速な圧縮・解凍が可能になった。また、一時的にコミットしていない変更を保留するシェルビングと呼ばれる機能も採用された。

「Apache Subversion 1.10」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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