Red Hat、CPUに存在する脆弱性「Spectre」の変種「Spectre Variant 1」のスキャンツールを公開
2018年7月22日(日)
Red Hatは7月18日(現地時間)、CPUに存在する脆弱性「Spectre」の変種である「Spectre Variant 1」のスキャンツールを公開した。
このツールで発見できるのは、Spectreの変種である「Spectre Variant 1」(CVE-2017-5753)。バイナリファイルに潜伏しているため、このツールはバイナリファイルをスキャンし、該当するシーケンスが無いかをチェックする。
対応するアーキテクチャは、現時点でx86_64とAArch64。Red Hatは今後対応アーキテクチャを拡大する予定。スキャンツールはWebサイトからダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
アナウンス
その他のニュース
- 2024/11/28 デスクトップ環境向けLinuxディストリビューション「elementary OS 8(Circe)」リリース
- 2024/11/26 「Wine 9.22.0」リリース
- 2024/11/26 AndroidをPCからリモートで操作できるツール「scrcpy 3.0」リリース
- 2024/11/25 オープンソースの3Dコンテンツ作成ツール「Blender 4.3」リリース
- 2024/11/24 Mesa 3D の最新版「Mesa 24.3.0」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- EPEL Steering Committee、Red Hat Enterprise Linux向けパッケージ集「Extra Packages for Enterprise Linux 8.0」をリリース
- 3日目はクラウド+コンテナに加え、セキュリティやAIといったキーワードも話題に
- Intel、AMD、ARMなど多数のCPUに脆弱性、大多数のデバイスに影響
- Red Hat、内部開発者向けプラットフォーム「Red Hat Developer Hub」の一般提供を開始
- Red Hat、ARMアーキテクチャ向け「Red Hat Enterprise Linux 7.4 for ARM」を発表
- Red Hat、ARMアーキテクチャ向け「Red Hat Enterprise Linux 7.4 for ARM」を発表
- Red Hat、「Red Hat Enterprise Linux 6.10」を発表、「6系列」のサポートは縮小へ
- Red Hat Enterprise Linuxの概要
- 「Rocky Linux 9.5」リリース
- Red Hat、「Red Hat Enterprise Linux 8」を発表