Fedora、圧縮ファイルフォーマット「zchunk」を実装へ
2018年12月30日(日)
Fedora開発チームは12月24日(現地時間)、新しい圧縮ファイルフォーマット「zchunk」を、次期「Fedora 30」に実装する見通しであることを発表した。
「zchunk」は、zsyncのようにファイルを複数のチャンクに分割し、チャンクごとに圧縮する。圧縮アルゴリズムにはZstandardが採用されており、約40%の圧縮率が実現されている。ファイルに変更が加わった場合、変更された部分のチャンクのみを差分として利用すればよいため、ファイルの変更も高効率となっている。
Fedoraのローリングリリース「Fedora Rawhide」に「zchunk 0.9」が搭載されており、順調に進めば「Fedora 30」において実装される。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
アナウンス
その他のニュース
- 2025/2/22 「Ubuntu 24.04.2」リリース
- 2025/2/21 リモートデスクトップクライアント「TigerVNC 1.15」リリース
- 2025/2/21 Mesa 3D の最新版「Mesa 25.0.0」リリース
- 2025/2/18 Linuxカーネル「Linux 6.13.3/6.12.14/6.6.78」リリース
- 2025/2/17 Canonical、「Kubernetes LTS」を発表
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。