Linux Foundation、オープンソースソフトウェア開発を支援する新しいプラットフォーム「CommunityBridge」を発表
2019年3月19日(火)
Linux Foundationは3月12日(現地時間)、オープンソースソフトウェアの開発を活性化し、オープンソース技術の進歩、セキュリティ、ダイバーシティなどを促進するプラットフォーム「CommunityBridge」を発表した。
2019年から2020年にかけて、Linux Foundationは開発者とエコシステムに「CommunityBridgeツール」を提供する。この中には、開発者が資金を調達し使うことができる「CommunityBridge Funding 」が含まれる。その他にも、脆弱性への対策を支援する「CommunityBridge Security」や、人材交流を支援する「CommunityBridge People」も含まれる。
なお、今回の取り組みに関して、一部のプロジェクトや企業に対してプラットフォームへの早期アクセスの提供が開始されている。プロジェクトのメンテナーやコアデベロッパーはcommunitybridge.orgで募集している。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
ニュースリリース
communitybridge.org
その他のニュース
- 2024/12/11 オープンソースのエミュレーター「QEMU 9.2」リリース
- 2024/12/10 systemdの代替を目指すサービスマネージャ「GNU Shepherd 1.0」リリース
- 2024/12/9 軽量なLinuxディストリビューション「manjaro 24.2」リリース
- 2024/12/9 JavaScript/TypeScript対応Webフレームワーク「Astro 5.0」リリース
- 2024/12/8 openSUSE project、「openSUSE Leap micro 6.1」をリリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- Linux Foundation、オープンソースソフトウェア開発を支援する新しいプラットフォーム「CommunityBridge」を発表
- Linux Foundation、オープンソースソフトウェアの署名サービス「Sigstore」のプロジェクトを発表
- Open Source Leadership Summit開催、変化に対応し持続するために何をするべきか?
- Open Source Leadership Summit開催 FoundationモデルはOSSのインキュベーションのコアとなる
- オープンソースソフトウェアのセキュリティ強化に取り組むLinux Foundationの組織「OpenSSF」が活動開始
- The Linux Foundation、企業がオープンソースソフトウェアを最大限に活用するためのガイド「Open Source Guides for the Enterprise」を発表
- Open Source Summit NA 2022開催。Googleが解説する持続可能な信頼できるOSSのためのキュレーターとは?
- ネットワーク高速化のDPDKのメンテナーにインタビュー。日本での認知拡大を目指す
- Open Source Summit Japan 2019開催。Linuxの外に拡がりを見せるLinux Foundationの今
- Linux Foundationのジム・ゼムリン、OSSの次のハードルはセキュリティとエンジニアの収入?