日本IBM、新しいデータ保護機能を備えたメインフレーム「IBM z15」を発表
2019年9月15日(日)
日本IBMは9月13日、新しいデータ保護機能を備えたメインフレーム「IBM z15」を発表した。
「IBM z15」は、2017年に発表された「z14」に続くメインフレーム。筐体サイズが19インチフレームに小型化されている。「z15」では、システム内だけでなく、外部の連携環境下で使われるデータを保護するプライバシー保護機能「IBM Data Privacy Passports」を搭載しており、プライベートクラウド環境やパブリッククラウド環境、外部企業にコピーされたデータを追跡し、必要に応じてアクセスを無効化できる。「z14」に搭載されていた、システム内のデータを暗号化する「全方位暗号化」も可能。
また、「IBM z15」と同じ性能のLinux専用モデル「IBM Linux ONE III」およびハイブリッドクラウド環境向けストレージ「DS8900F」も併せて発表された(「Linux One III」は9月24日、「DS8900F」は11月15日出荷開始)。
(川原 龍人/びぎねっと)
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