オープンソースの電子書籍管理ソフト「Calibre 4.0」リリース

2019年10月8日(火)

Calibre projectは10月4日(現地時間)、電子書籍管理ソフトウェアCalibre(カリバー)の最新版、「Calibre 4.0」をリリースした。

 「Calibre」は、オープンソースの電子書籍管理ツール。Pythonで実装されており、Windows、Mac OS X、Linuxに対応している。電子書籍ライブラリの管理、電子書籍フォーマットの変換、電子書籍リーダーデバイスとの通信、電子書籍ビューワ、書誌情報・表紙の検索およびダウンロードなど、電子書籍を管理するための機能を備えている。

 「Calibre 4,0」は、Webブラウザ経由でコンテンツの管理・閲覧ができる「Content server」機能が強化され、Webブラウザから利用できるようになった機能が大幅に増加したほか、ビューワもアップグレードされている。一方、ブラウザエンジンが「Qt WebKit」から「Qt WebEngine」に変更されており、後方互換性がいくつか失われている。

 「Calibre 4.0」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
New in calibre 4.0

※本ニュース記事はびぎねっとITニュースから提供を受けて配信しています。
転載元はこちらをご覧ください。

Think ITメルマガ会員登録受付中

Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。

Think ITメルマガ会員のサービス内容を見る